接客業とスペシャルケア。

気づき - ki du ki

接客業・サービス業の半ば専門用語として
スペシャルケアという言葉がある。

元(special care)は特別な注意・とりわけ念を入れる事…
という英語の意味から転じて、
「特にケア(気遣い)が必要で手がかかるお客様」を形容する言葉として使われる。

そしてその対義語としては
「あまり手がかからないお客様」という言葉がある。

だが、これではあまりにも
お客様を舐めてはいないだろうか。

本質的には例外なく、
全てのお客様は「自分が一番特別だ」と思っている。

そしてそれと同時に、
他の人と同じお金を払っているはずなのに
自分だけ軽く見られる・あしらわれることをお客様は一番嫌う。

いかにその道に熟練していようが、
「お客様は数多くいる方のうちの一人ですよ」というのを
死んでも態度や行動に出さないのが本物のプロである。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
逆に言えば、
多く居るお客様一人一人を
「私のためだけにやってくれている」と
思わせることが出来たら勝ちである。

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