一人こそ至高!?アメリカ大学留学「シングル寮部屋」あるある10選

アメリカ○○あるある

どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。

このブログなんですが、
アメリカ○○シリーズ」の記事が
お陰様でもの凄く人気なんですよ。
本当にありがとうございます

という訳で、今回は調子に乗って。
英語ワンポイントレッスン」でも
別によかったような内容のものを
わざわざ「アメリカ○○あるある」としてまとめます。
お兄さん許して

今回のテーマは『海外留学における大学寮の一人部屋』。

キャンパス外のアパート等ではなく、
大学構内にある寮のシングル(一人部屋)
についての話となります。

寮生活に関しては
ルームメイト制度・反対!
という話をこの記事で以前にまとめました。

この記事では、もう一歩進んだ話を。

大学内寮の一人部屋を謳歌していた筆者が
その魅力複数人部屋との対比も交えながら
超リアルな「あるある」をお届けします。
主にシングルのメリットのまとめになります

一人こそ至高!?
アメリカ大学留学シングル寮部屋」あるある10

それでは、どうぞ。

①自分の部屋で生活できる。

  • ゑ?
  • お前は何を言っているんだ
  • 寮部屋だから当然じゃないの

こうツッコんでしまうあなたは、
留学について何も分かっていません

シングルの部屋に住む全留学生が
異口同音に首肯してくれるのが、
この「自分の部屋で生活できる」という点。

逆に言えば。

複数人で一部屋に住んでいると、
自分の部屋が好きに使えない状況
なんてのは正直いくらでも発生します

  • うるさくて、自部屋で勉強できない。
  • 部屋を占拠されてしまって、入れない。
  • 他にもケンカしたり、臭いがキツかったり…

いかがでしょうか。

過酷な勉強が続く留学生活において、
自分の唯一の本拠地である自部屋が
他人にめちゃくちゃにされる…

こんなに身近かつ大きなストレスもありません

一人部屋に住むことになって
一番身に染みて感じるのが、
自分の部屋を自分で支配できる」という事実なのです。

そして、もう一つ。

特に大学生というのは、
一人でいる分には静かな生き物です。

ですがそれが群れた瞬間
お喋りにしろ歌うにしろ騒ぐにしろ
途端に騒がしくなるのが摂理なのです。

もちろん寮生活でもこれは例外ではなく、
そのどちらに属したいかはあなた自身の選択になります。

 

②部屋の明るさに無駄な神経を使わない。

私たち一人ひとりには、
快適に感じる部屋の明るさ」「逆に煩わしさを感じる明るさ
というものが存在します。

明るい中で勉強したい!」という人も、
むしろ蛍光灯だけでいい、明るすぎると嫌
という人もいるでしょう。

寝るときは真っ暗!」という人も、
ちょっとは明かりが欲しいよね」という人も
いやむしろ電気つけっぱだわ」という人もいるかもしれません。
ちなみに筆者は蛍光灯だけ弱く点けて寝る人

こと照明というのはそれだけで、
心理的にも肉体的にも生活に深い影響を及ぼします。

ですが海外での留学生活において、
この部屋の明るさを自分一人だけの裁量で好きに出来るのは
部屋に自分一人だけがいる状況のみです。

つまりは、一人部屋なのです。

翻ってこれが複数人部屋になると、
この調整に苦心することになります。

お気づきかもしれませんが、
ルームメイト全員が快適に過ごせる
ような快適な明るさの落としどころ
なんていうのは、実は全く存在しません

一つの明るさに合わせれば、
誰か一人が必ず苦痛を味わうことになります。

そしてもう一つ、
これは一般的な文化の話になりますが
アメリカの部屋は往々にして暗い
という事実も付け加えておきます。
間接照明のみで暮らす現地民も多い

 

③自らの裁量でいくらでも部屋をキレイにできる。

先に言っておきますが、
こと室内の管理に関しては
世界的に見ても日本人は相当なキレイ好きです。

理由の一つに、
「室内では靴を脱ぐ」という文化が挙げられます。

既に有名な話でもありますが、
例えばここアメリカには
室内で靴を脱ぐ文化がありません。

まあつまりを言うと、
床がそれ相当に汚くなります
さらに雨とかが降ったら…?

自部屋にルームメイトが居るとすると、
我々が靴を脱がないのを受け入れられないように
私達が靴を脱ごうとする(つまりは室内の土足嫌い)
ことに逆にビックリされます。

どちらが「正しい」とかではなく、
これも文化の違いですから仕方ありません。

その点、一人部屋であれば

  • 定期的に床を掃除する
    一般的なフローリングはホコリが目立ちやすい
  • 自分の好きな香りを出す
    焚くのは禁止なので、電気で
  • 室内を土足禁止にする
    やろうと思えばマット等も敷ける

例えばこれらの事を、自分の好きな裁量で
自分自身が快適に過ごせるように工夫をすることができます。

 

④自分の好きな音楽を堪能できる。

音楽鑑賞が好きな方は多いでしょう。

海外留学でも同様に、
自分の好きな音楽に身を委ねるのは
心身共にリラックスできる機会となります。
そして聴きながら勉強も出来る

ですが、その逆。

自分の趣味でもない音楽を
騒音で耳に叩き込まれるというのは
速攻でストレスマッハに追い込まれます。

そして寮・共同生活においては、
こんな事がいくらでも起こりえます

  • まずは室内
    人がいてもおかまいなし。スピーカーで垂れ流す
  • そしてシャワー
    浴びてない人にとっての音量は最悪
  • そもそもヘッドホン
    「音漏れ」っていう概念知らないよね(偏見)

自分の趣味を人に押し付ける猿はタヒ
いつまでも彼らのペースにこうして
心身共に乱されるのもたまりません。

そして、こういった輩の運命として
言っても言っても直す日は来ません
悪いと思ってないからね、仕方ないね

それが一人部屋になると、
トイレやシャワー等の共同スペースもあるので
完全にとはいきませんが
こういった症状は大幅に緩和されます。

それに加え、自分の音楽を
「誰かに聞かせてしまう」というのもないので
スピーカー等も気軽に使えます。

もちろん、出す音量は適切に。

もう時効だと思うので告白すると、
筆者が以前住んでいた大学寮には
「フロア共用のシャワールームにスピーカーを持ちこんで、
自分の趣味の音楽を毎日大音量で流す
…という寮長(の生徒)がいました。未だに許していません。

 

⑤人数が「増える」なんて考えもしない。

寮での複数人部屋を経験した方なら分かる話だと思いますが、
例えば「2人部屋」だとして
本当に2人「だけ」…とは限りません

というか、勝手に増えます

  • 友達連れてきた!一緒に勉強しようぜ!!
    要は遊び
  • 友達連れてきた!なんか喋ろうぜ!!
    要は遊び
  • 恋人連れてきた!一緒に過ごそうぜ!!
    要は遊び(意味深)

ここで最悪なのが、特に現地民によく言える事として
(つまり私たちから見た外国人)
部屋に人を連れ込むことに一切の罪悪感がありません

それどころか、
え?むしろ気を遣ってくれないの?
というむしろ悪いのはアンタだオーラ
我々に向かって存分に放ッてくれます。
さっくり言うと日本人だからと舐められてるだけ

友達を部屋に連れ込まれる事自体もそうですし、
この解決の為に労力と時間を使う事も全てが極めて不毛です。

その分、一人部屋であれば
こんな心配はもちろんありません。

自分の意志で誰かを連れ込む分には誰にも迷惑がかかりませんし、
それ自体をする義務も全くないのです。

とはいえ、注意点として
基本的に大学内の寮は
人の連れ込み自体何らかの形で制限しているので
その寮のルールは事前に確認しておきましょう。
まあ誰も守ってねーけどな

 

⑥とはいえ、「完全一人」は絶対不可能。

これは、予め知っておくべき
シングル部屋の制度に関する話になります。

先程も少し触れましたが、
学生寮で「シングル」となっている部屋は
元々複数人で使う前提で作られた部屋
一人だけに割り当てるというだけの話です。

そして通常の寮部屋と同じく、
寝室(個人の部屋)を除く
トイレ洗面台シャワーといった場所は
共用スペース」として使用します。

つまり、完全な「一人暮らし」にはなり得ません。

例えば現在の筆者の場合は、
3つの部屋に1人ずつが住んでいて
トイレやシャワー等を共有しています。

要は、「1人×3部屋=1単位」なのです。
本来は2人×3部屋=1単位ですね

この1単位はスイート(Suite)と呼ばれ、
その共有メンバーはスイートメイトと呼ばれます。
同じ部屋ではないが、同じ空間は使う

もしこれすらも嫌となれば、その時は
キャンパス外に位置する私営寮アパートの出番になります。

とはいえ。

これは筆者自身の経験と
他の生徒からも話を聞いた上での結論ですが、
留学生・現地民関係なく
シングル部屋に住む理由第一位は「静かさ」です。

つまり。

集団で騒ぎたいような連中は、
そもそも一人部屋などには来ません。

厳密には一人になれないとはいえ、
この心配は無用ということです。

 

⑦「ちょっと」高い。

複数人部屋と比べると…という話ですが、
ここで大事なのが「ちょっと」だということ。
何も、何倍にも値段が跳ね上がるという事ではありません。

参考として、筆者がかつて在学していた
南ミシシッピ大学構内のとある寮の1学期あたりのお値段。
名前はMississippi Hall

  • Double(二人で一部屋)…$2,311
  • Single(一人で一部屋)…$2,682

いかがでしょうか。
月当たりに換算すれば、まあ約100ドル上がる位の違いです。

まあそもそもシングル部屋は
競争率が高い運命にあるんだよね…
という話はここでは置いておいて、
実は2つの間に大きな金額差はありません

もちろん、アメリカの大学寮の主流である
4人部屋に入ってしまえば
一人当たりの費用はこれ以上に抑えられます。

この記事ももちろんですが、
他の情報や話も参考にしながら
「自分は何人部屋にしよう?」と考えて頂ければ。

 

⑧複数人だと狭い部屋でも、一人だと案外広い。

それ専用に最近作られた建物でもない限りは、
元々複数人が住む想定の部屋を
一人部屋として使える…というのがこの制度です。

つまり、単純に考えれば
収納からスペース・コンセント等々に至るまで
あらゆるものが倍以上になります

これは中々無視出来ません。

というのも、アメリカの大学学生寮
狭めなものになると一部屋あたり約6畳と収納しかありません。
USMでも古めの学生寮はそう

これを複数人でシェアする訳ですから、
これまで悠々と暮らしてきた留学生にとっては
中々タフな経験になることは避けられません。

ところがこれが一人部屋となると、
とたんに自分だけの世界が広がります。

ここまでが私のスペースね
入ってこないでよ!広げすぎ!
などどいう極めて不毛な戦い
日々繰り広げる必要もありません。

自由に使えるスペースが広がるので、
イスやテーブルを買い足そうが
タンスやシューズラックを導入しようが
そこら中にカービィを置こうが
狭さ・煩わしさを感じる事はありません。

 

⑨あらゆる場面で「自分から動かなきゃ」となる。

これは一人部屋の宿命ですが、
良い意味でも悪い意味でも生活に他人の干渉が入りません。

例えば。

  • 起きる・寝るも一人
  • 勉強するも遊ぶも、基本は一人
  • 休日に何をしようが、一人

いかがでしょうか。

もしあたなが留学生に「自立心」を求めるなら、
一人部屋で戦い抜くほかありません。

そして
周囲の余計な雑音や噂が入ってこない分、
学校生活において本当に必要な情報も
自分一人の力で集める必要があります

まあそもそも、複数人部屋だとしても
自分から助けを求めない限りは
優しく助けてくれる「お節介さん」は
海外には中々いないのが現実なのですが。
個人主義だからね、仕方ないね

 

➉「共同生活」に過度の美徳を見いだすのは、やめよう。

ネット上の留学体験談やアドバイス等を見ていると、
複数人部屋に住む利点として
稀にこういった文章を見かけます。

  • 寮生活は、不自由な共同生活我慢を学ぶ場所。
  • 寮生活も教育の一部するべき・辿るべき経験
  • 人に合わせる理解する協力する事も大事。

筆者は、これらの意見を全否定します。

海外留学において
日々の授業やテストを「戦場」とするならば、
予習・復習をしたり睡眠・リラックスも出来る
寮部屋はちょうど「休息所・ベース」にあたります。

次の戦いに向けて
準備をしたり英気を養わないといけないのに、
そこで新たに苦しむ道義があるでしょうか

仮に複数人部屋において何か問題が起こった場合は、
当人同士に加えて大人も介入させての一大イベントになります。

極めて冷たい言い方ですが、
それらは全て無駄な苦労であり
そんな高いメンタルコストは抱え込まないに限ります。

ましてや相手は
その後もずっと一緒に住むルームメイトですから、
一回派手に対決をしてしまうと
以後の空気は必ずやギクシャクします。
そしてまた問題が起こらないとも限らない

そんな複数人部屋と違って、
シングルという選択とは。

  • マイペースで学べる予習・復習の場
  • 自分で好きに調整出来る睡眠の場
  • 自らの趣味プライバシー世界を守れる場

これらに過ごす時間はとても大事で、
かつ実はとても長いものとなります。

もちろん筆者は
複数人部屋を全否定する訳ではありませんが、
キレイ事や理想に振り回されて
肝心の目の前の準備を疎かにするべきではない…という話です。

 

おわりに

海外留学は、あくまでも孤独な戦いです。

少し残酷な話をしてしまえば、
いかに他人に寮で騒がれようと邪魔されようと
彼らは何の責任もとってくれません。

どの部屋に入るか決めかねている人、
今複数人部屋で苦しんでいる人、
そして一人部屋で同じく奮闘する人へ、
今回の「あるある」が届くことを願って。

海外留学と孤独」に関しては、
こちらの記事でより詳しい解説をしています。

⇒孤独とは「武器」である。海外留学をグッと楽にする「孤独のススメ」⇐

ではでは、今回はこんなところで。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」またはコメントまで。

 

…筆者、スミカ(Rick)
⇒筆者のプロフィールはこちら⇐

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