孤独とは「武器」である。留学生活をグっと楽にする「孤独のススメ」

英語ワンポイントレッスン

どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。

アメリカでの留学生活が
今年で4年目を数えた筆者ですが、
昨年の頭…つまり2017年1月にこうして
ミシシッピに来てから、大きな変化が起きました。

孤独」になりました。

必要以上の交友を避けるようになり、
新しい人脈を広げることも少なくなり、
結果的にいつも「独り」で過ごしています。

ネット上での留学体験談を見ると、こういった意見が散見されます。

  • 留学生活、一人ぼっちで寂しい・・・
  • 誰かに話を聞いてもらいたい
  • 孤独に耐えられない。帰りたい。

確かに、留学生活という慣れない場所において
友達を求めたくなるその気持ちは理解できます。

ですが、筆者は留学生活において
孤独とは苦痛である…とは全く考えていません

むしろ、活用するべき武器だと捉えています。

今回のこの記事では、
一般的には「避けるべき苦痛」とされている
孤独を主軸・テーマとして
このような提言をさせていただきます。

「友達がいなくて寂しい留学」から脱却せよ!
本当の留学生活とは孤独から生まれる

今回は、5つのポイントにまとめています。
筆者自身の実例や事例満載でお送りします。
それでは、どうぞ。

① 友達とは、「作らなければいけない」のか?

友達を作りたいなら、わざわざ海外に行かなくてもいい

将来に海外留学を考えている皆さん、
ないし今日本を飛び出して奮闘している方。

あなたの「海外留学の目的」はなんですか?

英語を伸ばしたい」という方も、
海外でしかできない専門的勉強がしたい」・
シンプルに「自分を変えたい」という方も、
それぞれの目的があって素晴らしいと思います。

ですが。

友達をいっぱい作る
というのを第一目的にしていませんか?

万が一、その様な方がいたら
自分自身が留学する目的を一から見直してください

もちろん、全く作らないよりは
友達は居た方が楽しいでしょう。

ですが、
単に「友達作りをしたい」というのなら
多大なお金と時間を払ってまで
海外留学をする必要は全くありません。

もっと言ってしまえば、
国外に出ることすらありません

例えば、

  • FacebookInstagramSnapchatTikTokなど
    インターネット・SNSを通じて全世界と繋がる
  • 言語交換(Language Exchange)
    お互いに言語を教え合って親睦を深めること
  • インターナショナルやエスニックのバーレストラン
    いわゆるOL世代でここで友達を作る方は多い(実話)

オンラインにしろ直接にしろ、
現代ではこれだけの手段が発達しています。

今日において
海外に行かなければ外国人の友達は作れない
というのはただの思い込みなのです。

 

「友達を作る」というのは留学のゴールにはならない

そして海外留学において、
「友達をいっぱい作る」というのは
果たして目標になり得るのでしょうか?

少し残酷なことを言うようですが、
海外留学における友達とは
生き残る手段であり、目的にはなりません

「友達を作るための留学」というのは
もはや留学ではありません。

理由はシンプルです。

日本ではできないことを経験し
また日本では学べないことを学びに行くのが海外留学なのに、
「友達を作る」という日本でもできることを
わざわざ海外留学をしてまでする必要はないからです。

するな、とはいいません。

それ目的で行くのは違う、という話です。

例えば筆者自身、短大に居た頃に
生徒に英語を教えていましたが
言ってしまえばそれは「他の生徒が私を利用した」ものです。

筆者自身は、これを
全く否定するつもりはありません。

特に最初、右も左も分からない状況の中
留学生活においてはゴールがある以上
使える・頼れる手段は使うのが当たり前ですし、
そこに芽生える友情もあります。

そして、筆者自身も
人に教えるという体験を通じて
自らも教わっていたわけですから、
お互いに利用しあっていたということです。

ですが。

本当に自分自身の将来を考える時、
周りの考えや人脈に惑わされて
手段と目的をはき違えてはなりません

「友達を作る」ことを第一に考えて
四六時中誰かと群がっていた結果、
テストでこけたり単位を落としてしまうようでは
海外に行ってまで勉強する意味がありません。

友達はあなたの代わりにはなれません。

どれだけ周りのせいにしようとも、
最後に責任を取るのはあなた自身です。

 

② 「グループスタディ」は何も生まない。

「グループスタディ」というのは、つまり遊んでいるだけ

これは海外留学あるあるとしてもそうですが、
留学先にてやたら友達を作りたがる人の特徴に
グループスタディ、つまりは
皆で集まる勉強会が大好きというのがあります。

ですが、彼らは重要な事実を見落としています。

「グループスタディ」と題して集まってはいますが、
彼らは一緒に勉強をしているか…と言えば
全くそんなことはありません。

早い話が、一緒に喋りたいだけなのです。

  • 勉強に関係のない余談
  • 誰かの愚痴悪口
  • だるい」「疲れた」等、単に気持ちの共有。
  • そしてスマホうるさい音楽奇声

まあ、こういった事にエネルギーを注いでも
何も生産性がないのですが、
群がっているとこれが止められません。

本当に勉強に打ち込む時間を作りたいのなら、
一人になるほかはないのです。

 

「誰かに聞きたい」のならオフィスアワーが一番

こういう話をすると、
「分からない所を聞いているんじゃないか」
「教えてもらいたい・一緒に確認したい」
なんて声が聞こえてきそうですが。

そういった生徒のためにこそ、
アメリカの大学には便利な制度がありまして。

オフィスアワーですね。

早い話が、だったら先生に直接聞けばいいのです。

各先生が設けているこの時間帯において、
直接質問や課題等をオフィスに持ち込めば
彼らは本当に丁寧に教えてくれます

そうすれば疑問は解消しますし、
先生とも良い関係は築けるわで
まさに一石二鳥ですよね。

もし、昼間のオフィスアワーにも行けない程
忙しいスケジュールを組んでいるとしたら、
その忙しさは間違っています

これは筆者自身も含めた経験談ですが、
「平日毎日、朝から晩まで授業」となると
留学生は必ずパンクを起こします

日程にゆとり・余裕を持ったうえで、
分からない所はオフィスアワーで直接相談して
後は一人で勉強するのが、賢い留学生です。
時間内に行けなかったら相談にも応じてくれるよ

 

③ 一人で過ごせば、自由時間は倍増する。

独りの時間とは、「100%あなたが好きに使える」時間

留学生活において孤独で過ごす
最大の恩恵の一つに、これがあります。

もしあなたが、現在の留学生活において
いつでもどこでも誰かと群がっているのなら、
一度試しに一人で一日行動してみてください。

それだけで、自由時間は格段に増えます。

より厳密に言えば、
あなたが誰にも気を使わずに自由に使える」時間が増えます。

誰にも気を使わず・取られずに
自分のためだけに使える時間
孤独でないと絶対に獲得できません

逆にこれが集団行動になると、
自分の自由な時間を奪われることなんて
いくらでも起こり得ます。

  • 集団での食事
    一人で食べるよりも長くかかる
  • 先述のグループスタディ
    何も生まないのに時間だけが消えていく
  • 休日のパーティーに皆で外出。
    自分一人のペースに合うことはまずない

別に筆者は、これらのお誘いを
片っ端から全て断れと言っている訳ではありません。

自らにとって役立つ経験もあるでしょうし、
予期せぬ出会いがあるかもしれません。

ですが、これらになんとなく参加して
自分の時間を吸い取られるようではたまりません。

現地出身の大学生と違って
言語にハンデがある留学生なのですから、
尚更のことです。

 

「みんなの時間」というのは、要は足の引っ張り合いである

そして、このブログを読まれている様な方は
既に気付かれているかもしれませんが、
留学生活だけに限らないいわゆる「集団行動」には
大きなデメリットがあります。

それは、グループ内の全員が
一番下のレベルに合わせなければならないこと。

いくら頭の良い生徒が勉強を教えても、
教えられている生徒が納得できるまでは
レクチャーが終わることはありません。

いくら自分が早く食べ終わったとしても、
遅い人全員が食べ終わるまでは
グループとして動き始めることはありません。

いくら自分がプレゼンの準備を終えても、
ノロマな人の完成を待たない事には
プレゼンの全体像は見えてきません。

いかがでしょうか。

グループで群がって行動する」ことは、
もうそれだけで足の引っ張り合いなのです。

反対に、留学生活で
自分一人だけで動ける時間を確保する方法
見い出すことができれば、未来は明るいです。

 

④ 「人と過ごせば伸びる」は、大きな甘え。

「ネイティブと絡めば英語が話せるようになる」わけではない

留学では友達を作りたい!と考える人で、
現地の友達と一緒に過ごせば、
パッと英語力を伸ばすことができるぞ!」と
イメージしている方は少なくないでしょう。

その「現地の友達が伸ばしてくれる」
という受け身の考え方こそが、
今現在英語が話せない理由であることに
彼らは気付いていません。

率直に申し上げると、
そんなんだからバカなのです

逆…つまり、
私達日本人相手に外国人が話しかける様子を想像してみましょう。

私達と日本語で話したからといって、
それイコール日本語の力が伸びる、ではありません。

直接的な繋がりはありません。

もちろん、実際の会話の中で学べることも多いです。

ですが、ただ会話の場数を踏むだけではなく
その前の準備・そしてその会話の反省と改善点…

要は予習・復習がなければ成長しないのです。

ろくに勉強もせずに
「ネイティブと絡めば英語力が伸びる」なんて
考えてしまうのは極めて危険な考え方です。

 

「話すための勉強」をすることで初めて話せるようになる

人と話すことが本質である英語において
伸びる人」とはどのような人なのでしょうか?

それは、自分で勉強する人です。

最初はしどろもどろでも
分からない事は必死に人に聴き、
フレーズにしろ他の表現にしろ
今度は自分がそれらを使いこなすために
自分一人で勉強してこそようやく話せるようになります。

  • メモをとるにしろ。
  • ひたすら頭に叩き込むにしろ。
  • 覚えたらとりあえず試してみるにしろ。

伸びる人は、自分の力でこれができます

最初から話せたとか、センスがあったとか
そういう問題ではありません。

ただ、
自分で勉強したから話せるようになっただけです。

特に英会話においてはもちろん、
人と過ごす機会を設ける場数を増やすこと
上達のためには欠かせません。

ですがそれだけではなく、
自分主導で反省・成長できる人こそ
海外留学で羽ばたいていきます。

あなた自身の留学生活ですから、
主人公はもちろんあなたなのです。

 

⑤ 「誰を知っているか」ではなく、「何ができるか」。

人脈に意味はない

初めに断っておきますが、
何も筆者は人脈自体を完全に否定するつもりはありません。

特に現在筆者の副専攻である
スポーツマネジメント・ビジネスについては
「誰が誰を知っているか・誰を紹介できる」
というコネクションが就職の本質となります。

ここで「孤独」というと、
誰にも知られてないんだから
いい仕事には就けないじゃないか…という意見も
ある意味ではごもっともなのです。

ですが。

「いかに友達を沢山持っているか・知っているか」
というコネクションが活きるのは、
仕事にありつける「まで」となります。

つまりそこから先は、
「実際に仕事はできるのか」という
ビジネス上の能力やスキルが試されます。
それが「仕事」なので、当然と言えばそうですが。

いくら人脈が豊富でも、
肝心の仕事ができなければ意味がありません。

そこで大事となるのが、
勉学にしろ実学にしろあらゆる機会や経験を経て
あなた自身に何ができるのか」ということ。

つまりは、一人の時間において
いかに自身を磨いてきたかにかかってきます。

ここで「いつも群れていた
自分本位で動いたことがなかった
という留学体験になってしまうと、
はっきり言って後には何も残りません

いざ就職の際に見られるのは、
「あの人が」でも「俺たちは」でもなく
あなた自身は?」なのですから。

もちろん、あなたがそれでも
友達を大事にする留学生活をおくるか、
それとも孤独の恩恵を最大限に享受するか…
それは、あなた次第です。

最後に、かつて
このブログにゲストとしてご登場いただいた
USM男子バスケ部の日本人トレーナーの方から、
こんな引用をどうぞ。

「誰が知っているか」も大事だけど、
要は「何ができるのか」・仕事はできるのかどうかの方が
仕事を得る・継続するためには大切。

そうじゃないと、続く訳がないからね。

By Yuji K. (本ブログインタビュー企画”OLOS”第1回ゲスト)

そのインタビューの詳しい模様はこちらから
「OLOS#1『アメリカのアスレティックトレーナーとして生きる』ということ」

 

おわりに

決して、孤独とは「」ではありません。
むしろ、「強み」なのです。

孤独から脱却したいな…と思って
この記事を開いてくれた方には多少申し訳ありませんが、
筆者としてこれは言わせてください。

留学生活において、孤独とは武器です。

そして、先ほどのトレーナーの方が
自らの仕事の流儀として
こんなことも話してくれていました。

良い仕事は、必ず誰かが見ている。そして、伝わる

ではでは、今回はこんなところで。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」またはコメントまで。

 

…筆者、スミカ(Rick)
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