【OneListenOneSoul#1】「アメリカのアスレティックトレーナーとして生きる」ということ。—Yuji Katsutaさん

カレッジスポーツ

 

どうも、スミカ(Rick)です。
ようやく、ミシシッピの車論争に
決着が着きそうなテスト前の週末。
その模様はまた後日として、
また缶詰が始まる4月の幕開け。

 

さて、今回の記事は
本ブログ
「『生きる』と決めた日々。feat.USM」の
とあるリクエストを元にした
新企画の第1回となります。

その名も、

「OneListenOneSoul」
――プロジェクト

(ワンリッスン・ワンソウル)

まあ、ぶっちゃけネーミングに関してはかなり適当です笑

 

⇒「OneListenOneSoul」に関してはこちら⇐

 

略して「OLOS」、さっくり言うと
「スポーツの第一線で活躍する人や、
アメリカビジネスの最前線で働く日本人に
現地まで行ってインタビューして記事書こう!」というもの。

記念すべき第1回は、
筆者・スミカ(Rick)が現在在籍している
アメリカ南東部・南ミシシッピ大学
(The University of Southern Mississippi)
で
男子バスケ部のアスレティックトレーナーとして
現在働いている、
Yuji Katsutaさんにご協力いただきました。

東京出身のYujiさんが日本を飛び出し、
様々な経緯でたどり着いたUSM。
そこで働く彼の信念や目標に迫り、
そして未来のアスレティックトレーナーを目指す
これからの学生の皆さんにも
熱いアドバイスを頂きました。

では早速、インタビューの方をどうぞ。

※改ページ出来ていないため、
1ページが長いこと、ご了承ください。

 

 

日本・東京から アメリカ・ミシシッピまで。

―――今日はこのブログインタビュー企画の
記念すべき第1回を、Yujiさんに。
よろしくお願いします。

  いいけど、大したことは喋れへんよ。でも、どういう範囲での話になるのかな。

―――まず、どうして日本から今
ここ(USM)に来て働いているか、
というのを聴きたい。

  日本の高校では野球をやっていて。それでその時から「ああ、スポーツで働きたいな」、という考えはあった。それで色々人に会っているうちに、とあるストレングスコーチの方に会ったんやけれども。その当時、まだ日本にアスレティック協会みたいのは無くて。でもその時からその人が色々テレビとかメディアとかに出だして、で「アスレティックトレーナー」という職種があるんやと。恐らくボビー・バレンタイン監督(MLB元監督・元千葉ロッテマリーンズ監督)がニューヨーク・メッツ(MLBナショナル・リーグ東地区に所属する球団)に居た時にも一緒に来てた人なのよ。
――んでその人を色々と見とったら、こういう仕事もあるんやな、勉強したいな、(スポーツ業界でやるなら)やるならこういうのがええんな、っていうんで(まずは)日本の大学を調べだしたのね。

―――まずは日本の大学から。

  んでアスレティックトレーナーっていうのが、その時まだ確立されてなかったんだよね。(19)90…8年とかやから、俺が3年生の時やな。当時は(日本で)ちゃんとしたシステムがなかったから、じゃあまあやるなら(どこか)一番のところでって思ったのね。
――んでそれがたまたまアメリカだったわけで、別に(元々)アメリカに来たかったわけでもなかった。それで親に相談してサポートしてくれることになって、んで一回東京に出たんよね。留学斡旋みたいな学校あるでしょ。

―――そこでまずは東京から始めた。

  そこでまず一年間英語の勉強。それで最初そこで一年過ごしている間に「フレズノ大学(California State University, Fresno、カリフォルニア州フレズノ市の州立大学)という所がありますよ」という話を聞いて。んでそこに興味を持ったの。そして最初の東京のジュニアカレッジの時にちょうどそこに日本人の方がおって、すでにそこにインターンとしてアスレティック・ルームで働いている人だった。
――ああこういう人おんのねや、どうやってるんやろ、って思って自分から話しかけに行って、お世話になって・・・まあそこで一番学んだのは、その方、「ええ意味で助けてくれなかった」のよ。自分でやれと。他人を頼って斡旋してもらうんじゃなくて、自分からヘッド(監督)に話して言ったりして、自分でそういう場を設けてやりなさいと。んでまあ最初は何も分からず学んでいって、のちのち英語もわかるようになってきて、だからこれをやった方がいいってのは・・・まあここ(USM)はそうじゃないけど、日本人が多い所って日本人で固まるのよ。

―――確かに固まりますね笑

  それが嫌とかじゃなくて、そういう環境に自分がおらんかったからコミュニケーション英語がうまくなったわけで。(それは)良かったと思うのね。最初に日本の東京で勉強して2年半。その後、自分が入りたかったアスレティックトレーナーのプログラムがフレズノにあるんだけど、最初落ちたのよ。んで一年に(募集が)一回のクラスだから、(東京の)前のカレッジで単位とりながら浪人して、一年後に無事に入ったんだけれども。
――そして時期が流れて(フレズノの)卒業の最終学期になって、進路を決めなアカン。何も知らなくて、自分からも動かなくて、日本に帰る予定だった。んででもその最終学期の時にスタッフの一人から「この大学なら奨学金で全部いけるよ」ってとある話を聞いて。
――で、タダならエエか、と。でもその時は応募とかには(最終学期で)正直遅かった。で、そこでたまたま引っかかったのが別のピッツバーグの大学。でもあまり良い条件じゃなく、大学院からは親からも支援受けるつもりもなかったし、でもしょうがなく電話しようかな・・・と思っているときに、フレズノの(部活の)ヘッドの人からちょうど電話が来た。「ミシシッピ、行く?」と誘いがあって。で、オックスフォードのミシシッピ大学(The University of Mississippi、ミシシッピ州・オックスフォードに位置する。通称はOle Miss)に行ったの。

―――ここでミシシッピに入った。

  そこの2年間でアスレティックトレーナーとして学んで・・・夏の最終学期、NFL(全米バスケットボールリーグ)のインターンがやりたくて全チームに履歴書を送ったけど、全くダメ。だからミシシッピ大学の大学院に進んで、もう1回チャレンジしようと思った。
――そして1年後に何個か話をもらえたので、夏休みの間にカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers、ノースカロライナ州・シャーロットが本拠のチーム。NFL・NFC南地区に在籍)でインターンをお世話になって。そして大学院出た後も、話をもらったからそこで1年8か月お世話になって。そしてそのシーズンが終わったときに、仕事を探せと言われ。インターンばかりでもアレだよな・・・と探していた所に、ニューオーリンズ大学(University of New Orleans、ルイジアナ州の公立大学。略称はUNO)の話があって。(その選考を)通って、仕事をしだして。
――少しビザ関係の話になるんだけれども、ノースカロライナ州でインターンしていたのはOPT(Optional Practical Training、米大学卒業後に認められる、留学ビザで就労する原則1年間の権利)を使ってだった。んでニューオーリンズ(大学)のも「就労ビザ取りますよ」、という口約束で行ったんだけれども。突然その2か月後に「やめた。やりません」と。アカンと。そうしたらそんな時に、お偉いさんが助けてくれて、結局ビザはとれたんだよね。それが2008年の2月。そしてここ(USM)に来たのが、2010年の9月かな。

―――この学校(USM)に来た経緯は。

  元々は野球部担当として、USMとの対外試合で訪れたんだけど、その時に相手のアスレティックトレーナーと知り合いになったんだわ。その人が、俺の大親友の友達。そのUSMの人が大親友に電話してくれた、というのは一つ。
――そしてもう一つは一緒に飲んでた時に、誰かがUSMで働くというその方の誘いを電話越しに断ったの。んでその時隣でビール飲んでた俺が、たまたま採用されたと。ビザもちゃんと取って、男子バスケ部担当で働きだして、2年目くらいからクラス教えて。
――んでビザが切れる時、元々はグリーンカードの申請協力という理由でも雇ってもらってたから、申請関係をお願いしていたんだけど。でもその時に「締め切り間に合わん」と。ふざけるなと。その時に「日本帰るor大学院に残ってグリーンカード申請を待つ」という2択になって、後者のアメリカに残る選択肢を選んで、未だ申請中です笑

 

日本とアメリカ、 スポーツにおける決定的違い。

―――その2択になった時、
アメリカに残った理由は?

  その時に一時帰国することになって、2010年にいったん日本に帰ったんだけれども、まず気付いたのはスポーツの規模が違う。(俺には)アメリカの方が性格もあってるし、スケールも違うと感じた。なんせ(アスレティックトレーナーに関して)勉強してきたのが英語でだったから、日本語分からんのよ笑。でも1番は、スポーツそのものの規模やな。

―――日本での違いを感じた。

  1番は、日本の学生は自分で勉強する。アメリカほどまだシステムが確立されてないからだろうね。最近日本では(アスレティックトレーナー)協会が出来たようで、西洋医学がいっぱい入ってきて、日本に持ち帰ろうという生徒も増えてきているけど、まだアメリカほどちゃんとしたカリキュラムがない。日本の学生は自分らで海外の教材訳したりあちこちでセミナー出たり・・・大変やなと。

―――日本のシステム。

  俺の場合は選択肢がなかったから、人からしてみたら、ビザ切れてアメリカで放浪して「なにしてんだお前は」と笑。でも、たぶんビザが切れても日本には帰ってない。国外、つまりアメリカ以外ならどこでもいいから、他の国行こうと思ってた。知り合いも居るし。バスケやし欧州も含めて、全世界のコネクションにお世話になろうとして、日本に帰るという選択肢は無かった。カナダ・メキシコ・カリブ・ヨーロッパ・・・、確かに日本のスポーツは大きくなってきてるんだけれども、カレッジスポーツとかのテレビ中継を見ても全然違う。俺はそういう方のが好き。スポーツが面白いから。

―――日本とアメリカの中継の違い。

  まずは数。こっち(アメリカ)はスポーツが生活の一部。例えばUSMの野球部だと、地域の人とかが皆来る。あんま日本ではこういう「大学野球見に行こうよ!」みたいな光景はない。最近だと日本もJリーグ(サッカー)とかBリーグ(バスケットボール)とかが地域密着に力を入れているけど、こっち(アメリカ)ほどではないよね。

―――オリンピックも近づいてくる中、
日本でのスポーツはまだまだ「娯楽」。

  そもそも、大学スポーツのギャラが違うからね。こっちは大学の部活のヘッド(監督)が5億稼ぐ世界。日本で5億って・・・そうはいないでしょ?お金だけじゃないけど、お金は必要よ笑。こっちが面白いんだからね。

―――面白い…アメリカのスポーツは皆が見る。

  これは、あまりブログに載せないでほしいんだけど。炎上するから笑 …。質が違う。

―――質?

  アメリカのスポーツは「ザ・アスリート」やねん。大正義。例えば野球だと、彼らは世界でやっていける能力があってMLBに集っている。バスケなんかも日本代表はアメリカの大学中堅どころにさえ勝てやしないだろうね。絶対的な強さ。個人的には、自分に合っているのはアメリカのスポーツ。うち(USM男子バスケ部)はよっわいけどね笑

―――よく、それ言いますよね笑

  弱い。うちは弱い。しゃーない。過去の実績はあるけど笑。
――でも少し極端に例えるけど、クルマ好きの人ってF1好きやん。そんな人が、ト○タ・カロ○ラに乗ってても楽しくない。だったら、F1マシンをいじってた方が楽しい。そうじゃないって思う人もおるかもやけど、いくらト○タ・カロ○ラをチューンアップしてもF1には勝てん。だったら俺はオンボロのF1マシンでも触ってる方が楽しいから。

―――強い方が?

  集まる。そらそうよ。規模も変わっちゃうしね、それ次第で。
――実は、日本に帰ってた時に一回日体大を見に行ったんだけれども。知り合いの紹介でね。女子バレー部だった。もちろんだけど、礼儀とか設備関係とか、自分らでコート掃除とか飲み物準備とか、用具まで。こっち(アメリカ)はそんなんやらんもん。掃除はしてくれる人がいる。そりゃあ日本のスポーツにおいて、掃除やら何やらを自分らでちゃんと出来るのはエエ文化やけど、一流の選手にまでそれを求めるのは・・・。
――もちろん俺は強い方が楽しいし、楽しいからこそここに居るからね。うち(USM)はこれでも全然しょぼい(設備)だけど、でも日本と比べたら遥かにそろっている。自分の肌にもそっちのスタイルが合っているんだろうし、混み込みしてない。

―――「アメリカが合う」とか
「日本が合う」という考え方。

  たまに聞くのがね、「アメリカが好きだから」とか「アメリカの教育は良い」から、「日本は嫌いだから」・「日本の教育は悪い」・・・ていう理由で(留学するのは)来る理由として良くない。「日本の教育がダメ」って、高校から大学まで(やってきた)そこまでしか知らないのに。トップを見ました?見てない。ネットは調べた?調べてない。それで(ダメと)言われてもね。別に教育(事情に)精通してないだろと。
――俺もね、もしやりたいことがインドにあったらインドに行ってただろうね。まあ行く理由はそれぞれやけど。俺は「結果的にアメリカ」。たまたま。俺も最初大学選ぶときはね、「日本に近くて安い」という理由で(アメリカの)西海岸を希望してたのよ。でも(よくある)サンフランシスコやロス、サンディエゴとかだと高い。じゃあ、ちゃんとしたアスレティックトレーナーのシステムとかプロセスがあって安いところっていって・・・でたまたまフレズノになったの。それだけなのよ笑。

―――あくまでも結果的な決め方。

  でも、どこに行ってもしっかりしてる人はちゃんとやれる。例えば今回のWBC(World Baseball Classic、2006年から始まった野球の国別対抗戦。第4回大会が先月に開催された)。たしかアメリカ代表のチームに日本人のね、それも女性のアスレティックトレーナーが帯同してたのよ。確か、プエルトリコ代表にも日本人のトレーナーが居たはず。
――でも、自分で自分自身がすごいと思った事はない。これまで、いろんな人に助けられてきた。「すごいですね」、とか言われるんだけど、すごいのは周りの人だから。

―――周りの人こそ、「すごい」と。

  はい(即答)。だってこんな日本から来た変な奴が仕事したいなんて言って、んで仕事くれて、帰らなアカンって時も大学院残してくれて、向こうは嫌と言えたわけやからね。でも言わずにやってくれてる。スタッフ一同、好きなようにさせてくれる。

 

大事なのはコネクション、だけじゃない。

―――コネクション。

  それも大事だけど・・・それはしない。使わない。だからこっちからは連絡しない。好き嫌いとかじゃなくて、特に仕事に関しては自分からはしない。

―――コネクションを敢えて使わない、と。

  例えば前の大学居た時とかだと、たまに他の大学から仕事のオファーが来たりして。それは例えばヘッドとかからの人伝いからね。こんな感じでネットワークをちゃんと使っている人もいるけど、個人的には、「仕事において、『おまえは必要だ』と言われる人は色褪せない」と思っている。
――スポーツ業界だと、上に行けば行くほど人伝いじゃないと仕事が取れない。なんのなしに普通に履歴書を出しても、見てさえもらえない。仕事の募集する時って、形式上はああやって(公衆向けに)やってるだけで、大体(雇われる人は)もう決まってるもんだからね。
――そういう時のためとかにメールとかで毎日「元気してますか」みたいに送る人もいるんだけど、俺は好きじゃない。「友達だから」じゃなくて、自分の実力で採用されたいから全くネットワークはしない。(ネットワークは)大事やって分かってるけど、自分の仕事で勝手に広がっていったネットワークのみを使います。

―――ネットワークがあったところで、
結局は自分が何を出来るか。

  だと思います。例えば「僕の仕事はアスレティックトレーナーです」って紙の上・レジュメの上で書かれてもさ、どれだけすごいってのは実際に手でやってみないと(分からない)。インタビュー(面接)の時には出ないから。ネットワークは確かに大事だけど、「密度の濃いネットワーク」が一番大事。

―――密度。

  例えばカンファレンス(Conference USA、NCAA配下のカレッジスポーツのリーグ)の試合とかに顔を出したとして。誰かと会って、初めまして、握手して、会ったよ!って、これネットワークか?って思う。
――その後フォローアップして、「大学で仕事したいんでreference(参照人)いいですか」・・・密度低い。知らん。それをそう(ネットワークと)呼ぶか、(それよりも)実際見た人が推薦してくれるネットの方が濃いと思う。実際の仕事ぶり。俺も全く知らない人からそんな電話来てたことあるから。

―――来てたんですか。

  来てたよ、何回か。つまりは、欲しかったら向こうから取りに来る。自分が上に行けば行くほど、欲しいものは上から取りに来る。引き抜きと一緒。自分から「引き抜いてくれ」なんて言わないでしょ。良かったら誰かが引き抜いてくれると。とか言ってずっとここに居るけどね笑。俺、(今現在)ビザ関係で動けんのよ。まあ別に仕事を探している訳じゃないけど、
――例えばここ(USM)のホームゲームのホストとしての対応とかは見られているし。バスケって世界が狭いからさ。皆が知り合いだから、「ここのコーチいい」とか「ここのトレーナーがエエ」とかの噂は自然に耳に入ってくる。そういうのが、密度の濃いネットワーク。

―――密度の濃い。

  一杯おるもん。メールで繋がって、友達ですって言って、「ああ、あいつ知ってるよ」ってなっちゃうパターンが。知らんがな、と。極端な話、もしそういう(人を選ぶ)立場になったら、俺が推薦する人はそんな薄っぺらい関係の人じゃなくて、「仕事ぶりから来た、密度の濃いネットワーク」から来た人じゃないかなと思う。自分がポンポン色々電話したり、会ったりしてってだけがネットワークじゃない。大事やけどね。それで仕事をとってる人もいるけど、自分はしない。

―――日本にいる学生にとってもそうだが、「Reference」って簡単なことじゃない。

  載せるのは簡単。一回あったのは、「referenceなってください」って言われて、いいよっていって、でもgoodかbadかどちらになるかは分からないよ、と(も言った)。referenceってのは常に良い意味じゃない。
――人を推薦するっていうのは嘘つけへんわけやから。変な人紹介したら自分にダメージが来る。作るのは簡単。電話すればいい。お前誰やってなると思うけど笑。だから俺のreferenceの人も、毎日話す人はおらへんし、でもいざ探してるときはちゃんとreferするし。だから「ちゃんと密度の濃い関係性・ネットワーク」は色あせない。

 

スポーツの「未来」を目指す学生へ、 そして今後の抱負。

―――日本にいるようなまっさらな学生は、
これから何かをしなきゃいけない。
Yujiさんの場合はカレッジからずっと繋がって
ここ(USM)まで来たと思うが、
日本にいるような本当にゼロスタートの人は
これから何をする・始めるべきか。

  その場に行けばいいんじゃないかな。日本にもちゃんとした場所があると思うから、そこに行けばいいし。アメリカに来たい理由があるならアメリカに来ればいいと思う。それこそ、アメリカでやってる日本人の人はたいていはOKしてくれるんじゃないかな。一週間くらい見学させてくださいとかで、自分から何かしら動けばいいんじゃないかな。「数うちゃ当たる」じゃないけど、距離があればアレやけどメールとかであいさつして、実際会いに行く。ってのが大切なんじゃないかな。
――最近うちの子(生徒)もそうだけど。「お金やけん、インターンだから給料安い」とか言って。当たり前やん、って言うのが出来ない子が多いから。お金ないって、いや家にケーブルテレビあるでしょ、外しなよ。エアコンついてるでしょ、外しなよ。っていう生活をしろと・・・俺、ニューオーリンズ大学の時に六か月くらいロッカールームで住んでたことあるから。(その位の気持ちで)やろうと思えな。何をパッと出来るか。今は車は自分のも持ってるけど学校のも使うし。チャリも乗るし、今、朝ご飯は学校のプロテインやし笑。カットしようと思えばいっぱい出来るんじゃないかな。別にスマホ持ってなくても生活できるし。ていうのをを考えれば、俺ラッキーだったけど、結構出来るんじゃないかなとは思う。

―――自分から何をしていくか。

  だと思います。皆が皆じゃないけど、頑張るしかない。白紙の状態からなら密度は決して濃くはない。でもそこからしか始められないことも大事。それをいかに濃くしていくかは自分次第やから。メールで濃くするのか、実際に面と会って濃くするのか分からないけど、やっぱり人と人は(直接)あった方がいいでしょ、って思います。最近はメールで全部なんやら・・・、きっかけはそれでもいいけど。

―――最後に、Yujiさんの今後の目標を。

  あんま目標は立てない。とりあえず、内をするにしても自分が楽しい事を絶対にやってるでしょ。あとは今後はね・・・まあ、人に行ったら怒られるんだだけど、「なるようになる」笑。自分が出来る事って限られてるから。俺は賢い人間でもないし、自分が出来る毎日の事をいかに・・・レベルアップしていくって言うのは。(それが)目標かな、人に必要とされること。必要とされないと仕事も出来ないし、自分の職業柄…アスレティックトレーナーこそ「人に必要とされる仕事」。それが目標。「必要とされること・それに応えること」。より高いレベルで答える。働く場所とかはあんま…、社長になりたいわけでもないし。やるからにはそういう存在としてありたい。

―――本当にありがとうございました。

 

(インタビュアー・文章・編集 スミカ(Rick))
(インタビュー日 2017年3月31日)
(場所 University of Southern Mississippi
――――――Reed Green Coliseum)

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