語彙を侮るな!留学準備の出来は「英単語3800」マスターに全てかかっている

英語ワンポイントレッスン

 

どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。

今回のテーマは、
海外留学における語彙』。

最近、いわゆる
英語学習」の記事を
新しく書いていなかったので
この度こうやってまとめるのですが。

ライティングは国語力こそ重要!」だったり
予習・準備こそ運命を決める!」などなど
このブログでも様々なことを言ってきましたが、
海外留学においては
もっと根本的かつ重要な要素があります。

それが、今回扱う金の力語彙なのです。

 

語彙なくして、
海外留学の成功など絶対にあり得ません。

今回は、そんな

語彙を侮るな! 留学準備の出来は「英単語3800」マスターに全てかかっている

こちらの理由を、タイトルにもある
英単語3800」という一つの教材をキーにして
3大原則という形でご紹介します。

それでは、どうぞ。

 

 

1.海外留学の準備・本番共に 語彙のマスターに全てがかかっている。

海外留学は、君に魔法をかけてあげられません。

つまりは、
「行きさえすれば大丈夫」という考えの人が
無条件に救われる・幸せになれるような
イッツァスモールワールドォではないのです。
オシマイダネッ

「留学においてはこの
受け身の姿勢が一番危ない!
という話は、このブログを通じて
何回か話をしてきました。
詳しくはコチラから

となると、留学渡航前の段階から
それ相当の準備が必要となります。

ここで陥りがちなのが、
「海外留学」という言葉でつい
外国人との英会話を想像してしまって
フレーズ発音ばかり練習してしまうこと。

もちろんそれも間違いではないのですが、
もっと前に・根本的にする事があります。
それこそが、語彙なのです。

 

皆さんご存知の通り、
英語学習をカバーするにあたっては
この4大要素の分け方があります。

  1. リスニング
  2. スピーキング
  3. リーディング
  4. ライティング

もちろん海外留学においても
この考え方はあてはまるのですが、
さてここで問題が一つあります。

語彙は、このうちのどの分野に入るの??」

その答えは、全部です。

もっと言ってしまえば、
その4要素をどれだけ鍛えたとしても
語彙がないのでは何の意味も成しません。

  • どれだけ耳を慣らしておいても、
    聴き取った語彙を知らなければ意味がない。
  • どれだけフレーズや発音を勉強しても、
    「言いたい事」が英語で分からなければ意味がない。
  • どれだけ英文を速く読む技術を上げても、
    文章それ自体の意味が理解出来なければ意味がない。
  • どれだけ英文法を練習しても、
    「書きたい事」が英語で分からなければ意味がない。

いかがでしょうか。

いかに速く走る方法を知っていたとしても、
その方法を体現するための筋肉体力・体躯がなければ
技術というのは何の役にも立ちません

海外留学という実践の場で
本当に伸びることが出来るのは、
予め語彙という基礎を固めていた人のみなのです。

 

2.「3800」の英単語を覚えていれば 覚えているだけ留学がラクになる。

さて、ここからはタイトルにもある
TOEFLというテストの対策参考書の第一人者
英単語3800」の話となります。

海外留学を志している方や
TOEFLの受講経験がある方なら
この本にお世話になった人も多いでしょう。
筆者の高3夏のバイブルはこれでした

最初に結論から言いますが、
この本に載っている英単語は
覚えておけば覚えておいたその分だけ
海外留学がラクになります。

そしてその逆、
この本に載っている英単語の習得を
諦めれば諦めたその分だけ
海外留学を始めてから苦労します。

どちらが良いかは、あなたの自由です。

現に、日本に居た際に
Rank2(つまり半分)までしかしっかりやらずに
今こうして苦しみ続けているのが筆者自身です。
「4年目」なのに・・・

 

もちろん、知らない語句が出てくるたびに
一旦考える・書く・読むのを中断して
辞書を引くという手間が増える…というのもあります。
そして新しく暗記も必要

しかし。

数多くのリーディングや
授業内でのディスカッションの最中に
特に感じることなのですが、
ハッキリ言って辞書を使う暇はありません。

要は、「知らなかった単語の分」だけ
周りの生徒からどんどん置いていかれます

  • 「あの単語を調べたけど、こんどはこっちの単語が!」
  • 「固有名詞も分からないのに、周りの動詞も分からない!」
  • 「進む・話すスピードが速くて辞書なんて見れない!」
  • 「まずい!分からない・モヤモヤがどんどん増えていく!」

いかがでしょうか。

ただでさえ
現地の生徒と比べ遅れをとる留学生なのに、
これほどの恐怖はありません

こんな経験を味わう前に、
日本で予め英単語だけでも
完璧にマスターしておくことが
海外留学を大きく成功に導きます。

 

そして、もう一つ。

TOEFLテストを受ける分には
Rank4(最も難解なパート)」は
「切ってもよい」とされていますが、
留学を志すならここも半ば必須です。

TOEFLテストにおいてのRank4は
たまに出てくる難単語」程度の扱いで
仮に知らなかったとしても
テストの点数自体は伸ばせるのですが、
大学留学となるとここが誤魔化せません。

短く言うと、大学なんで
専門科目を専門用語で学ぶんですよ。

そこで「難しい単語だから勉強していない
なんて言っていたら、その分遅れてしまいます

元々、TOEFLというテストは
英語圏の大学で学ぶ非英語圏の人へのテスト
な訳ですから、避けられる道理はないのです。

 

3.「3800」は 補助教材を使ってこそ一層輝く。

さて、ベストセラーなだけあり
名実ともに優秀な「3800」ですが、
海外留学を志すにおいては
実はとある致命的な弱点が存在します。

それは、
一つの単語には
原則一つの意味しか載っていない

ことにあります。

まず、これでは
海外留学における必須スキルである
パラフレーズの勉強が一切出来ません
複数の語彙・類義語を扱っていないから

海外留学とパラフレーズ」について
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

⇒「マジヤバい」はマジヤバい?海外留学に向けて「パラフレーズ」をマスターするべき3つの理由⇐

 

そしてこの本の脆い部分として
往々にして起こってしまうのが、
本に載っている意味が
常に使われる意味とは限らない」こと。

例えば、動詞「Engage」。

  • 従事させる
  • 忙しい
  • 巻き込む
  • 婚約している
  • 引き起こす

…等々、実は様々な意味が。

本には1つの意味しか載っていませんが、
これらは全て重要かつ
使われる意味になります。

となると、例えば

  • TOEFL TEST対策 iBT英単語 100点獲得
  • 英単語ターゲット
  • 単に辞書(和英・英英・類語)

これらの教材を活用することで、
3800の単語をサポートしてやる必要
補完として生じてきます。
それぞれの意味を理解・使いこなせるようになること

 

そしてもう一つ補助教材として
ここでオススメしておきたいのが、
筆者も今なお持っている「Duo3.0」。

  • アカデミックな単語の補完・補足
  • 日本では中々習わない実践的な熟語
  • そして何より、そのまま形として使える例文

Duoの長所は数あれど、
語彙の増強という意味だけでも
これだけの貢献をしてくれます。

さて、このDuo3.0「だけ」で
ライティングをマスターしようとした
面倒くさがりな者たちの挑戦はこちらから…

⇒【黒魔術】忙しい人向けに…「教材1つだけ」の邪道すぎる英作文マスター法【Duo3.0】⇐

 

まとめ

  1. 海外留学の準備・学習は「語彙」こそが全ての基本
  2. 「3800」の暗記量と海外留学のラクさは比例する
  3. 「3800」は補助教材を用意するのが一番効果的!

将来、海外留学を考えている方は
日本に居るうちに語彙を増強しておけば
絶対に後悔することはありません
むしろ、大幅に楽しい留学生活が送れます。

そして…

あの夏に、もっと語彙を勉強していたら…
こんなに苦労は…してないんじゃないかな…(遠い目)

 

ではでは、今回はこんなところで。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」またはコメントまで。

スミカ(Rick)
⇒筆者プロフィール更新しました⇐

 

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