「マジヤバい」はマジヤバい?海外留学に向けて「パラフレーズ」をマスターするべき3つの理由

英語ワンポイントレッスン

どうも、スミカ(Rick)です。
最近、大学での勉強において
良い意味での「手の抜き方」に気付いてきました。
そしてそれにあぐらをかいてタヒぬ

さて、今回の記事なんですが
より「英語学習」という視点から、
アメリカ大学留学おいて生き残るために
必ず習得するべきスキルを紹介します。

 

 

 

ケンカのスキルさえ高ければ、
アメリカ留学は無敵だぜ!!

 

 

あ、すいません。
確かにそういう強さも大事だけどさ

今回紹介するスキルとは、パラフレーズです。

同じ意味の文章を違う語句で言い換えること」。

このパラフレーズの技術は、
アメリカへの大学留学において
特にライティングをこなすためには
無くてはならないスキルになります。

今回の記事では、

なぜアメリカ留学でパラフレーズが重要なのか?

という3つのポイントを解説していきます。

1.英語において「同じ表現」は嫌われる

パラフレーズとは、言い換え。
つまりは、同じ言葉を使わないことを意味します。

英語のライティングにおいては、
(特にいわゆる「アカデミック・ライティング」)
「同じ単語・同じ言い回し」を繰り返すこと
あまり良しとはされておらず、
その多くが減点訂正の対象になります。

例えば、こんな文章。

Yesterday we were playing basketball.
And we played video games in my house, and we played piano.

少し露骨に書いてみましたが、
まだライティングを習いたての頃によくある
便利かつ知っている、シンプルな単語を連発
という文章になっていますね。
goとかtakeとかthink、お前らだよ

ライティングにおいて
このようなフレーズを書いてしまうと、
読み手や添削者にとっては
手抜き感満載のペーパーに見えてしまいます。
同じ事しか言ってないように見えるから

そういう時に限って
「ここはどういう意味で書いたの?」とか聞いてみると
案外母国語での返答も曖昧だったりします。

つまり、簡単な語句に逃げて乱発した結果
本当に書きたいことが書けていない・分かっていないんですよね。

この様な「単語連発症候群」にありがちなのが、

  • 語彙が足りないから連発する
  • そもそも表現能力が足りないから連発する
  • 想像力が足りないよ

さて、そんな単語連発症候群を治すには。

純粋な語彙量に関しては、
これはもう勉強するしかないです。

ボキャブラリーを勉強する教材に関しては
下の記事で紹介しています。

⇒これだけあれば大丈夫!アメリカ留学必携の英語教材3選⇐

そして「表現能力が足りない」ことは、
これは英語学習云々の問題ではなく
母国語、つまり日本語での言語能力に関わってきます。

常日頃から「自分が使う言葉の意味や表現」を
もう一度見返してみましょう。
中身のない言葉、使っていませんか?

「ヤバい」だけで全てを表現しないとかな。
というか、この世の全ては「ヤバい」で表現できちまうと思うんだ

留学してみると分かるんですが、
日本語の表現って、とても繊細で美しいんですよ。
そして、学術的にも日本語の方が説明しやすいことも多いです。
ぜひ、そんなキレイな表現を思い出してみてください。

それらを改善してみた上で
先ほどの文章をパラフレーズしてみると。

Yesterday we got tired after a baseball game.
And then A, B, and I enjoyed video games in my house, and all of us were surprised at his piano music.

いかがでしょうか?

話の中身は全く同じなのに、
この方がより詳しいストーリー
頭の中に浮かんできますよね?

このように、パラフレーズを活用することで
同じ表現の乱発を防げるだけでなく
文章の情報量や質の向上につながり、
読む人により具体的な表現・描写を伝えることができます。

 

2.文章の説得力・客観性がアップする

パラフレーズを使いこなせると、
元々の文章につけ加える形で
その文章の説得力客観性
グンッと上げることが出来ます。

これはまず、とある日本語の文章を
2つ並べて考えてみましょう。
下の2つの文章とも、料理を食べています。
比べて、読んでみてください。

これ、おいしい!ホントにおいしい!マジヤバい!

これ、凄くおいしい!
口の中で深い出汁の旨味がパァッとじわぁっと拡がって・・・

びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛

どちらが、よりおいしそうですか?

どちらの料理を、食べてみたいですか?

もちろん、より多くの言葉を使って
より詳しい情報を伝えている
2番の方を選びますよね。

食レポなんか良い例ですよね。

実際に食べていない視聴者に向かって
食べ物の味を伝えられるように、
様々な言葉を駆使しているのに加え
味の例えがライジングしてる方もいます。
やっぱり機械で割った卵は一味違いますよ~

そして、これにはもう一つおトクな点が。
パラフレーズをすることで
一つの意見でも様々な表現が可能になるので、
その分文章の客観性がアップします。

つまりは、一方から見た意見ではなく
多方面から物を見ることが出来る、ということです。

どうして「客観性」が大事なのかというと、
例えば今読んでくださっているブログもそうですが
独りよがりの意見は信用されにくいです。

それよりも様々な表現や言葉を用いた方が
文章が分かりやすい、だけでなく
色々な立場・観点から表現されているので
より信頼度の高い文章になってくれます。

このように、パラフレーズ使うと
同じ意味の文章でも説得力や客観性をアップできます。

 

3.ソース(出典)の力を最大限に発揮できる

パラフレーズをすることで、
ソースの装備強化なんてことも可能です。

これは、ライティングやプレゼン等で
外部ソース(文献)を自分の出版物で引用する際に
不可欠なテクニックとなります。

国の違いは関係なく、
いわゆる大学で論文を書くときには
自分の主張を強化するために
必ずや「出典」が必要となります。

そして英語でのライティングにおいても、
本やネット等々の出典を引用する場合
資料をパラフレーズした上で引用する」
または「原文に添えて筆者の解釈を書き加える」の
どちらかは必ずする必要があります。

というのは結局のところ、
出典元から文章を引っ張ってきて
その後に何も文章を付け足さずに終わりにしてしまうと
「筆者が出典を引用した理由」や
「出典の情報がいかに論文を助けるか」という
肝心の説明部分が一切ない
ガバガバの論文になってしまうんですよね。
そしてそもそも盗作扱いになる

この「ソースの説明」をするためには
もちろんソースを読んで理解することもそうですが、
それを分かりやすく解釈して
自分の論戦・議題との関連や補強点を説明する
パラフレーズが不可欠になってきます。

つまり。

使う情報源(ソース)の意味は
自分なりの解釈でかみ砕く必要があります。

それが、パラフレーズです。

例を挙げてみます。
仮に、こんなデータがあったとしましょう。

日本人・トイレの後に石鹸で手を洗う人の割合、80%。
これは日本の人類社会学的観点から鑑みると、警鐘を鳴らすのが適当な数字である。

※数字は適当です。ウソです。パチです。

こんな調査データをそのまま引用してくると、
恐らく読んでいる人は
この様な質問が浮かんでくることでしょう。

  • 「人類社会学的視点」ってなにそれおいしいの
  • 「警鐘を鳴らす」ってつまり何をするんだよ
  • 「適当な数字」ってどんな数字なんだよ

もちろん、優良なソースであれば
ちゃんと全体を見通すことで
その位の情報は明記されているでしょう。

ですが、書かれた文を読んでいる人にとっては
「引用された部分」が唯一読めるパートなので
いくらでも誤解は生じうるわけですね。

そこで、ソースを全て読んでいる書き手が
自分なりの解釈を加えた上で、
その情報を解説・補足してあげることで、
ソースが理解しやすいものになります。

まあ、例えばこんな感じに。

  • 「人類社会学的視点」っていうのは、つまりは社会学でやんす!
  • 「警鐘を鳴らす」、つまり国民に手洗いを推奨させるでやんす!
  • 「適当な数字」、つまりこの位がヤバいでやんす!(語彙不足)

このようにしてパラフレーズを用いることで、
ソースの持つ信頼性や優れた論理を
スムーズに発揮させてあげましょう。

 

まとめ—Why Paraphrase?

  • 同じ表現を避けて、深みのある文章が書ける!
  • より皆が「共感できる」・「信頼できる」文章が作れる!
  • 表現が難しい文献でも分かりやすさをアップできる!

さて、
パラフレーズマスターするためには
何をどう勉強すれば良いか??

よろしければ、その勉強法をまとめた、
こちらの記事をご覧ください。

⇒【保存版】海外留学必須テク!英語「パラフレーズ」の習得はたった2つの勉強法で出来る!⇐

ではでは、今回はこんな所で。

 

…筆者、スミカ(Rick)
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