鉄の掟第1条!絶対に守るべきアメリカ留学と「プレジャリズム」の話

英語ワンポイントレッスン

どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。

2017年1月のことです。

筆者がいざミシシッピ入りし、
ルーキーとしてのUSM留学生活を始めようとしていた頃の話。

とある一通のメールが届きました。

オンラインのレッスン
ログイン復活させといたからやっといてね、よろしく

 

_人人人人人人人人人_
> やるの忘れてた <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

この「オンラインのコース」とは、
USMの全生徒がやる事を義務づけられるもの。
それは筆者のような編入生徒も例外ではなく、
最初の最初にキッチリやることに。

そしてそのコースの内容が、
American College Student
としてやっていくのに
最も本質的なコトの一つの指南でした。

それが、今回の記事のテーマである
Academic Integrity』と『Plagiarism(盗用)』です。

【留学生必見】鉄の掟第1条!絶対に守るべき
Academic Integrity」と「プレジャリズム (Plagiarism)」の話

USM(筆者の大学)公式の見解と
筆者個人の経験・知識も併せて、
これらの重要コンセプトの意味と
その「恐ろしさ」を紹介していきます。

まず、「Academic Integrity」とは?

Academic Integrity」、
これを日本語に訳すと
学業における誠実さ」となります。

テストやペーパー提出に代表される
大学生としての学業において、
ズルをしないこと」を指します。

以下、USM公式の「Academic Integrity」引用。
大抵の大学であれば特設ページがあります

Academic Integrity

All students at the University of Southern Mississippi are expected to demonstrate the highest level of academic integrity in all that they do. Forms of academic dishonesty include (but are not limited to):

-Cheating
-Plagiarism
-Falsification of Documents
-Disclosure of test to another student
-Submission of the same paper to more than one class without approval
-Unauthorized academic collaboration with others

一言でまとめるならば、
アメリカの大学生徒として犯してはならないタブー

大きくまとめると、

  • 無断で人の力を借りる
  • 虚偽(ウソ)の情報を扱う

の2種類に分けることが出来、
外部情報・ソースをカリパクする
プレジャリズム(盗用)も含まれます。

つまり、「ズルをしないこと」の
最たる例がこのプレジャリズムなのです。

 

では、「Plagiarism」とは?

「誠実であること」の逆、
つまりはAcademic Dishonesty代表と呼ばれるのが
このプレジャリズム(Plagiarism: 盗用)です。


(上の写真は筆者が実際に受けたオンラインのコースからとっています)

他の人の製作物あたかも『自分のもの』として扱うこと
を指します。

もっとさっくり言うと、パクツイ

例えば。

  • 「このサイト、自分と同じ意見だ!
    ちょっと言葉を変えてそのまま提出しよ
  • 「この人の書いてる文章分かりやすい!
    自分のエッセイもこんな文章にしよう
  • 「この情報ってどこから来たっけ?
    まあ、自分が調べたという事にしとこう
  • 必殺!!コピペ!!!

これら全てが、
プレジャリズムとして扱われる例。

  • ちょっと言葉を変えてそのまま提出
    …他人の理論を「自分の理論」として使うのはアウト
  • 自分のエッセイもこんな文章に
    …他人の書いた文章を「自分の文章」として書くのはアウト
  • まあ、自分が調べたということに
    …よそから来た情報を「自分の常識」として扱うのはアウト
  • コピペ
    …上の3つと同じく。アウト、というか論外

共通しているのは、
他人の製作物を「自分が作った物として
扱ってしまうことにあります。

 

【結果】Academic Dishonesty、やっちゃったらどうなるの?

プレジャリズムに代表され、
他にはテスト中のカンニングなどが
含まれるAcademic Dishonesty。

それを「やってしまった場合」。

  • 良くて、その課題の評価がゼロになります。
  • 普通は、クラスの単位を一発で落とします
  • 最悪は、大学を退学になってしまいます。

そして一番痛いのが、
もし一回でもこれらを犯してしまうと
その「過去」が成績証明書に一生残ってしまうという点。
XF」、ズルして落第したという意味

その後の進学や就職において、
大きなマイナスなのは言うまでもありません。
その後の人生においての十字架になる

そしてもう一つ、大事なコトを。

アメリカにおいて
知らなかった」「忘れてた」は
ズルが許される理由にはなりません。
言い訳無用
ということですね

 

【対策】Academic Dishonesty、防ぐためには?

まずは、出典を必ずしましょう。

全てはここからです。

つまりは、「ここのこれこれは
誰さんの○○の△△ページから取ってきました
というのを必ず明記するということ。

これを英語では
「クレジット(学業的功績)」を明確にする・
与える(giving credit)
という言い方があります。

出典の詳しい方法を書くと
また別に長くなってしまうので
ここでは割愛するとして、
ここでは一つ便利なサイトを紹介しておきます。

米インディアナ州のパデュー大学(Purdue Univ.)が
運営しているお役立ちサイト、「OWL(オウル)」。

メジャーどころの出典の方法や解説などをはじめ、
ありとあらゆるライティングのコツやヒントが載っています。

将来に留学を希望している人はもちろん、
今まさに留学している人にとっても
大きな助けになってくれるオール無料の資料です。

ぜひ一度覗いて、活用してみてください。
上の画像からサイトに飛べます

 

まとめ

  • アメリカの大学生として、「ズル」をしない!
  • プレジャリズムは、人の著作物の「カリパク
  • やってしまうと、ロクなことがおこらない…
  • 事前知識&対策は万全に! 出典方法を調べてみよう

ではでは、今回はこんなところで。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」または下のコメントまで。

 

…筆者、スミカ(Rick)
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