英作文上達のカギは国語力!今のうちに知っておくべき日本人とライティングの「前提」

英語ワンポイントレッスン

 

どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。
春学期は2週目が終わりました。
雪の影響で大半が潰れてしまった先週と比べて、
今週はしっかり全日程を消化しています。
ポリマーサイエンスをしていないポリマーサイエンスの授業も含めて

 

さて、本題。
今年、筆者の目標の一つとして
自らの英語学習に関する考え方や方法に関する
英語ワンポイントレッスン」の記事を
2018年・最新版として定期的により多く
アップしていこう、という計画を立てています。

というのも、
仮に大学卒業後に英語学習に「関する」仕事に
幸いにも就くことが出来たとしても、
今となっていては頭がなまっていて出来ません…では
意味がないというもの。

最後に直接の英語指導をしていたのも2年前の話。
去年からは「ブログ記事」という形で残していますが、
これまでの経験を自らが忘れない為に、という意味でも
今年もこれに関しては量を重ねていきます。

 

さて、本題。
先日、英語のリスニングに関しての
記事の中で、筆者は以下の様に書きました。

まず、その内のアウトプット
(ライティングとスピーキング)
に関しては難しいうちには入りません。
むしろ、簡単なほうです。

From:【英語学習の前提】結局リスニングが一番強くてすごい(難しい)んだよね、という話

この記事においては、

  • スピーキング (Speaking, 話す)
  • リスニング (Listening, 聴く)
  • ライティング (Writing, 英作文)
  • リーディング (Reading, 英文読解)

この英語学習4つの柱のうち、
一番難しい要素ぶっちぎりでリスニングだよ、
という話の解説をしました。

 

では、その逆。
この4要素で一番「簡単」なものは
皆さんはどれだと思いますか。

様々な意見があると思いますが、
筆者はライティングが一番簡単だと考えています。

これも一部は先日の記事で触れていますが、

  • インプットよりもアウトプットの方が簡単
    インプットは決定権が「自分」にあるが、アウトプットはそうではない
  • 日本人は、発音やイントネーションの習得が苦手
    日本語と英語が真逆の存在だから。「慣れるまで苦労する」ということ

半ば消去法の考えになってしまいますが、
他の3要素と比べるとライティングは簡単であり、
その分大学レベル・ビジネスレベルへの
レベルアップもし易いものだと考えています。

 

ですが。

ライティングが最も簡単に学べる、と
言えるようになるためには
そこに至るまでのいくつかの「前提」が存在します。

そして、それらの「前提」は
実は英語力・英語レベルとは関係がありません
むしろ、もっとそれ以前の根本ともいえる
私たちの第一言語・日本語と深い関係があります。

さて、今回もまた前置きが長くなった気がしますが。

英語ライティングのカギは英語ではない!? 英文を書きこなすための「日本語力」の3つの前提

これら3つの「前提」に関して、
理由や例・筆者の実経験なども踏まえながら
紹介していきます。

 

 

1.英語は「日本語」から考え始めるもの。

まず、これは4要素等の分野関係なく
私たち日本人が英語を学ぶにあたっての
大前提ともいえる話です。

私たち日本人は、
日頃の生活のアレコレから考え事に至るまで、
当たり前のように日本語を使っています。
つまり、物事を順序立てて説明したり
頭の中で考えたり整理したりといったことも
全ては日本語が源となって行われています。

ということは。

まず日本語での表現レベルが上がらない限り、
それを根源として発信・発展される
英語ライティングの腕は決して上達しません

日本語であれ英語であれ、
ライティング」という行為に必要とされる

  • 語彙(ボキャブラリー)
  • 表現方法や言い回し
  • 論理的文章能力
    「~なので」「~という訳で」で話を作る力
  • 予備知識

これらの力は、元はと言えば国語力なのです。
たとえ、いくら英語の語彙や言い回しを
勉強したり詰め込んだりしたところで、
この段階を飛ばすことは出来ません。

直球で言うと、
日本語でバカなやつは英語でもバカ
という訳です。

 

例えば、英語の語句で言うと。

  • Good
  • So
  • Very

高校・短大クラスにおいても
これらの語句を使う生徒が未だ多いですが、
ライティングにおいては、
これらの語句は決して使ってはいけません

何故か、という理由を説明するにあたり
上の語句を和訳してみましょう。

  • いい・すごい・やばい (Good)
  • でさ・だから・んで (So)
  • マジ・すげえ・超 (Very)

お分かりでしょうか。

つまり、どういう意味?」という話になってしまうのです。

  • 「やばい」とはどういった意味なのか。
  • どのように「やばい」のか。
  • 「マジ」とはどの程度なのか。

その場の話の流れや速さが重視されるスピーキングと違い
文字が印刷されて残るライティングにおいて、
一部の若者が乱発するような
全く意味のない語句」を使ってしまうと
効果がゼロどころかマイナスになってしまうのです。

日本語で「マジやべえ」とか言ってる奴は
英語でも”Very good“と言いますし、
どの言語を使っているかに関わらず
読み手・聞き手とは浅い次元のやりとりしか出来ません。

つまり、優れた英文が書きたいと思ったら
まずは日本語での教養を深めることこそ本質であり、
それをいわば「英語に移し替える」ための
英文法・英単語などといった手段は
あくまでも後から着いて来るものなのです。

 

2.ライティングの前にはアウトラインを作る。

立場上、かつて筆者自身が
講師として決めたテーマにそって
ライティングを生徒にさせ、
それを添削・指導するという経験がありました。

なので
他の人がどのようにライティングに取り組んでいるか
という様子を観察する次第になるわけですが、
そこで筆者はある事に気が付きました。

筆者が「始め」といったのと同時に
文章を書き始める、という現象。

日頃そうしているよ、という方も
読者の方の中にもしかして居るかもしれませんが、
筆者の意見としてこう言っておきます。

これが出来るのは一部の天才だけです。

そして、これは皆さんがよくご存知のように
特に天賦の才もない一般人が同じマネをすると
確実にヤケドないし大けがをします。

さてこれを説明するにあたり、
英語ライティングにおける
話の流れ・進め方の大原則として
OREO」というものが存在します。
あの某砂糖甘味料てんこ盛りクッキーじゃなくて

  • O…Opinion(意見)
    主張・証明したい事。ライティングを書く理由
  • R…Reason(理由)
    「何故か」の説明。「いかに意見が正しいか」の言い分
  • E…Example(例)
    理由をサポート・裏付けする。
    その例のExplanation(説明)が伴う事が多い
  • O…Opinion(意見)
    もう一度繰り返す。同じ語句はなるべく使わない

先ほど挙げた「天才」と呼ばれる人たちは、
この流れの順番から
それぞれの要素で何を話すか・
どのように結論まで持っていくか・
そしてそれらがどう互いに理論を構築するか…という
エッセイを形作る有機的な流れの設計図
文章を最初に書き始める時点で
頭の中既に完璧に出来上がっています。
そういった人種も筆者は確かに見てきました

 

では、そうではない人種。
「頭の中でそんなに整理出来ない!」という
普通の人はどうするべきなのか。
筆者もこれは無理です、短いのならともかく

その流れ・順番・要素といった
ライティングを構成する一つ一つを
別の紙に書き出して整理してみましょう。
これが、アウトラインと呼ばれるものです。

これは筆者自身の例ですが、
それぞれのパート・段落ごとに
何を書く予定なのか」というのが
正確に分かってさえいれば、
書き始めてから迷う事もありません
ライティング自体にかかる時間を
大幅に短縮することが出来ます。

実際、数ページから何十ページまで
大学生活の中で様々な長さのエッセイを
書いてきた筆者ですが、実は
アウトラインの作成にかける時間
文章自体を書く時間より長いです。

つまり、さっくり言うと
文章をパソコンに打ち込んでいる時間よりも
ノート一枚とにらめっこしている時間の方が
遥かに長くて大変なんですね笑。

これまでのライティングの中で、
この設計図もないままで大海原に漕ぎ出して
どこに向かっているのか忘れた!
そもそもここはどこ?私は誰?
という目に逢ってきた方々は、ぜひ
アウトラインを道しるべとして作りましょう。

いざ書き始める、その「」に。もう迷わないで。

 

3.長文なしに成長なし。

筆者自身も未だにそうですが、
今まで触れ合ってきた・教えてきた
日本人の大学生や英語学習者はほぼ例外なく
英語の長文大ッ嫌いです。

主に大学の教材やTOEIC・TOEFLにおいて
長文読解で苦しみを味わった日本人は
いわば「長文アレルギー」にかかってしまい、
ましてや自分で書いたり話したりなんて
勘弁してくれよ…と諦めてしまう。

ライティングに関しては、
ついついその方がラクだから…
シンプルかつ分かりやすいから…
話の流れも見失わないから…と
短い文章に終始してしまっていませんか?

ここで、筆者の経験・哲学上から
一つの提言をさせていただきます。

長文から逃げる限り、英語は上達しません。

もう少し正確に言うと、
長文という「壁」を破らない事には
アカデミックビジネスで通用するような
英語を習得することは出来ません。

特に日本を飛びだして
海外留学海外就職を目指すとなると
長文の処理から逃れることは出来ません。
教室内外やビジネス上での読み物であったり
コミュニケーション・プレゼンに至るまで…
平易な文章「のみ」で切り抜けることは叶いません。

 

何もこれは、書く文章を
「だらだらと長くしろ」という訳ではありません。

  • 6W1Hの情報
  • 補足・サポート・注釈
  • 別の視点や考え方
  • より細かい・詳しい表現

例えば、これらの要素を踏まえた上で
しっかりと情報の詰まった文を作れば
英文はおのずと長くなります
自然なことです。

逆に、「短い文章」について
日本語で考えてみましょう。

  • 短い
  • 使われている文法が基礎の基礎
  • カタコト

「長文がイヤだ」と
ついつい短く書いてしまう日本人の英文も、
結果としてこう見られています。

洗練された・世の中の真理をつくような
シンプルな文章・格言は別ですが、
これらの特徴を持つ文章は基本的に無教養の象徴です。

今更繰り返す話でもありませんが、

  • 短い文章「も」扱える
  • 短い文章「しか」扱えない

この2つでは、まさに天と地ほどの差があります。
だからこそ、若い皆さんには
もっと長文を読み、書き、使いこなしてほしいのです。

そして実は、
英文を長くする要因」の正体に気がつけば
それ以降の人生における英語長文は
読むのも書くのも全く苦にならなくなります。

 

まとめ ~ライティングに求められる「国語力」~

  1. まずは日本語話を膨らませられる教養を身につける!
  2. 「ライティングの前にはアウトライン」でもう迷わない
  3. 長文を使いこなすことこそが文章構成力アップのキモ!

 

では、今回はこんなところで。
ここまでお読みいだだき、
誠にありがとうございました。
ご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

スミカ(Rick)
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