卒論公開中!

2019年5月に執筆した
筆者・スミカ(Rick)の学士卒業論文
"EBL, English as a Bilingual Language,
the Most Effective and Efficient Way to Study English"
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通訳・翻訳。

気づき - ki du ki

私の現在の仕事は、
日本人の英語学習をサポートする
「英語コンサルタント」ということになっている
(まだ新人研修の途中だが)。

無論、その「生徒」として
様々なお客様が訪れているのだが、
ふと耳をすますとよくこういった声が聞こえる。

「会社でちょっとした通訳を頼まれまして…」

「仕事の文章を自力で翻訳する必要がありまして…」

という、通訳・翻訳だ。

そしてこれで不思議なのが、
特にお客様の方が(教える側も例外ではない)
ちょっと通訳くらいならすぐに出来るようになる
という謎の自信を持たれていることだ。

そんなことはない。

何よりこの「ちょっと」というのが厄介だ。

「ちょっと出来る」というのは、
100点+αがスタンダードとして求められる
通訳・翻訳においては
0点どころか大幅にマイナスである。

全く何も伝わらないことよりも
ずっと恐ろしいのは、
想定していなかったメッセージが
間違って伝わってしまうことだ。

ちょっと、というのは
部分的には何とか…という意味であり、
その程度の通訳・翻訳にお金と時間を払うぐらいだったら
当事者同士でGoogle翻訳でもしたほうがいい。

ちなみにこれからの時代、
通訳・翻訳として食べていくためには
最低でも以下3つの条件は満たしたい。

  • AI・機械翻訳に負けない英語の知識や精度・速さ
  • 教養や専門知識
  • 翻訳・通訳以外の専門知識やカスタマーサービス技術

媒体である言語能力や
中身たる話の内容に長けているのはもちろんのこと、
今、お客様はどんな情報を特に欲しがっているのか
を見分けて適切な訳を選ぶ洞察眼が必要だし
黒子に徹して気を遣わせない技術も必要だ。

これから
デジタルの方面ではどうしても機械にかなわなくなるから、
となるといかにアナログの方面を満たすがが勝負だ。

通訳・翻訳それ自体の正確さはもちろんのこと、
そういった人間観察力も研ぎ澄まされていなければ
決して目指していい世界ではない。

「ちょっと英語には自信あるから」と。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
これは何回強調してもいいが、
「自分が喋る」ことと
「他人が喋った言葉を置き換える」ことは
全く別箇の技術が要求される。

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