どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。
今回のテーマは、
「海外留学と睡眠」。
この記事で何を伝えたいかというと、
自らの正しい生活リズム・睡眠習慣を
コントロールする力…いわば「睡眠力」が
海外留学の成功において
大きなカギを握っているよ…という点であります。
オフトゥンの力を、
決して侮ってはなりません。
今回は、そんな
「睡眠力」こそが成功のカギ。 アメリカ大学留学「睡眠」の心得7条
こちらを、筆者の経験や考え等
踏まえながら紹介していきます。
それでは、どうぞ。
1.夜に寝て、朝に起きる。
なにか極めて当たり前の事を
大仰に言っているようですが、
実はこれこそが本質なのです。
つまりは、
昼夜逆転を絶対にしないこと。
最低でもこれを心掛けた上で実行していれば、
留学生として落ちぶれる事は
まず起こり得ません。
- 夜、特に22時~2時の
「ゴールデンタイム」は必ずベットに入る
集中力・記憶力等々、最も回復する時間帯 - 朝、必ずしっかり起きて心身を起動させる
所要時間・手段は人によりけり。まずは陽の光を浴びる - 休日もしっかり夜に寝て、朝に起きる
睡眠習慣を改善するのは大変だが、崩れるのは一瞬
まずはこれらの生活リズムを
日々刻み続けていくことが
「睡眠力」向上への第一歩です。
なぜ、筆者が
「夜遅くまで勉強すること」を
推奨しないのか。
それは、これまで出会ってきた
日本人留学生・アメリカ人の大学生を見て
筆者はこう結論づけているからです。
「夜に寝ていない生徒は
成績も下降していく」ことです。
悲しいようですが、
筆者がこれまで関わってきた学生で
この法則に抗った生徒はいません。
そもそも
「大学生が成績を落とす理由」を考えてみれば、
授業に集中できていない・または
授業の準備が出来ていないことが
その淵源・原因として挙げられます。
「授業に集中出来ない」というのは、
つまりは授業中に眠気が襲ってくること。
「授業の準備が出来ていない」というのは
つまり予習自体をやってこなかったことに加え
その内容が記憶として頭に入っていないから。
いかがでしょうか。
そう、その根本を辿れば
「夜にしっかり寝ていない」
ことに全て起因するのです。
そもそも、記憶は寝ている最中にこそ
最も強く脳内に刻み込まれるので、
その時間を逃して勉強だけしていても
頭には一向に定着しません。
いわば、「夜寝て朝起きる」事は
勉強が生活の基軸となる留学生にとっては
権利ではなく義務といってよいものなのです。
2.昼寝の強みを活用する。
「昼夜逆転をしない」とはいっても、
人のカラダは朝起きてから夜寝るまで
ノンストップで走り続けられるようには
出来ていないのもまた事実です。
特に、
留学生・大学生の若い世代であれば
どれだけ夜にしっかり寝ていても
一日のどこかで必ず睡魔が襲ってきます。
そこで、シエスタこと昼寝の出番です。
実は、普通の留学生活を送っていれば
昼寝を取れるくらいの時間は
昼間に必ず確保することが可能です。
逆に言えば、
朝から晩まで授業に課題が入っていて
休む時間も全く自由に取れない…となると
それは立派なブラックへの入り口です。
本当にありがとうございました。
そもそも、そんな忙しさは「間違っている」
さて、ここで一つ問題となるのが
昼寝でどれ位の時間寝るかですよね。
ここでまず候補として挙げられるのが、
いわゆる「パワーナップ」の時間である20分。
パワーナップとは、
布団に入るタイプの睡眠ではなく
イスや机等で瞑想の様に休むことで
脳内の疲労を回復させる仮眠のことです。
この時間を採用する企業も増えてきている
もちろん、実際にやってみて
これで十分に効く方であれば
これを習慣にしてしまうのが理想です。
ですが。
例えば筆者自身の様に、
「20分なんか足らんわ!眠いんじゃ!」
という人はどうするべきか。
そういう方々は、思い切って
レム睡眠のサイクルである90分間
ベットで思いっきり寝ちゃいましょう。
流石にそれ以上の昼寝は問題になりますが、
「ちょっと落ち着いて寝れる」という
心理的安心感も手伝って大幅に回復出来ます。
この様に、昼間に眠くなってしまったら
いつまでもダラダラと放置せずに
スパっと寝てしまうのも一つの戦略です。
3.昼間によく「動く」。
「睡眠力」のことを書く以上は、
夜中々寝付けない時にどうするか
という事にも触れる必要があります。
もちろん昼間に寝すぎないことも
夜にぐっすり寝る方法の一つなのですが、
より根本的な方法があります。
それが、
起きている間によく「動く」こと。
これは、とてもシンプルかつ
皆さんもこれまで経験があると思います。
- よく勉強した日の夜は、すぐ眠くなる。
- よく体を動かした日の夜は、すぐ眠くなる。
- よく神経を使った日の夜は、すぐ眠くなる。
まあ3つ目はちょっとアレですが、
ここで共通するのが
「昼間ちゃんと活動すれば、夜は眠くなる」という
太古から続く自然の原理です。
そして、よく寝れた日の朝からは
またよく活動出来ますから、
これぞまさに理想的な生活リズムですね。
留学生活の「活動」と言えば
日々の勉強はもちろんのこと、
筋トレやスポーツといった身体の行動も
夜に向けて程良い疲れを残してくれます。
ここで一つ留意しておきたいのは、
夜に眠気が来たときに
それに変に抗おうとしないこと。
具体的には、
眠いのにも関わらず夜更かししたり
日本の友達とネットで長時間盛り上がったり
ベットの中でスマホをいじったりしないこと。
そうして眠気を覚ましてしまってから
「いざ寝よう!」と気合をいれても
もう寝つくには遅いのがオチです。
くれぐれも気を付けましょう。
4.カフェインの力も借りる。
ええ、分かります。
生活リズムを整えても、
適性な昼寝をとっても、
夜にぐっすり寝ていても
まだまだ眠いんですよね。
筆者自身も実はそうなので、
その気持ちは痛い程分かります。
そこで初めて、
留学生活伝家の宝刀こと
カフェインの出番です。
アメリカ留学に関して言えば
幸いこの国はカフェインヘヴンであり、
自販機にカフェに売店にスーパーにと
カフェインを摂れる機会はいくらでもあります。
留学生の場合一番手っ取り早いのは、
朝一番でカフェテリアに向かって
コーヒーを一杯飲んでしまうこと。
実は、アメリカのコーヒーは
純粋なカフェイン含有量については
かのレッドブルを優に超えているという
何かおかしいことをやっているので、
日本人には朝のこの一杯だけで十分です。
その方が遥かに経済的でもある
さて、ここで一つ注意点を。
絶対的カフェイン含有量が多かったり
日本と同じ銘柄でもカフェインがより濃い
カフェインヘヴンであるアメリカ。
日本人が調子にのると、
本当の意味で翼を授かるので気を付けましょう。
言ったからな!絶対に一日何杯も飲むなよ!絶対だぞ!
「アメリカ留学とカフェイン」について
もっと詳しく知りたい方はこちらから
5.ランチをとらない。
これは、筆者自身が
個人的な考えとして実行している事です。
始めたのはアメリカに渡ってから
よくよく考えてみたら
一日で一番活動的な時間である昼間、
それもエネルギーや集中力を要する授業に臨むのに
それらを全て消化に費やしてどうする、と。
よく、日本の中学・高校などで
「昼ご飯を食べた後の時限が一番眠い」
のはまさにあるあるですが、
身体が食事の体内消化に勤しむ以上
それはひたすら自然なことなのです。
留学生活においては、
「ランチの後は眠くてね…」なんて言う前に
そもそもとらないという選択肢を
頭の中に常に置いてみましょう。
もちろん、
ランチ抜きで一日二食をするとなると
ある程度の工夫が必要となります。
- 朝食はしっかりとる。
そしてコーヒーも飲める - 夕食の時間を早める。
現在の筆者は7時に朝食・15時に「夕食」です - いざという時用のおやつを常備する。
おすすめはナッツ。またはシリアルバー系統
そして付け加えておきますが、
留学生活においてランチを抜くことの
ある意味最大のメリットとして挙げられるのが
「お昼時のカフェテリアを回避出来る」という点。
分かる人は分かると思うんですが、
ランチの時間帯の大学のカフェテリアって
最悪の混み具合なんですよ。
だからこそ、一日二食にすることで
無駄な時間の浪費を防ぎつつ
混雑のピークを外してゆったり食べる…
なんてことも可能なのです。
6.「寝具」にとことんこだわってみる。
さて、ここで寝るための場所…
つまりベッドの話に移りましょう。
アスリートなどの体が資本である職ほど
これはとても顕著なのですが、
「出来る人」ほど睡眠の質を追求します。
時間というものが平等かつ有限だからこそ、
睡眠の効果・効率を上げようとするのは
自然に考えられることですよね。
これは、留学生活においても
全く例外ではありません。
筆者が直接知っている例を挙げると、
新入生として寮に入る際に
エアヴィーブのマットレスを丸々持ち込む
中々のツワモノが同期にいましたが、
今ならその行動にも納得出来ます。
日本とは異なる環境だからこそ、
睡眠はないがしろにしたくない。
実に理にかなっているという訳ですね。
さて、流石にここまではしないにしろ
日本からお気に入りの枕を持ち込むというのは
既に多くの留学生が行っているでしょうから、
ここではもう一つの豆知識を。
マットレスです。
もちろん前述の学生のように
最高のものを新品で買えれば理想ですが、
ここで紹介したいのは
「Mattress Topper」の存在です。
つまり、
寮やアパートのベットに
元々備わっているマットレスの
上からオプションとして付けるタイプの
薄いマットレスです。
筆者は現在のシングル寮部屋に移る折に
ウォルマートで14ドルで購入しましたが、
これがあるとないとでは正に大違い。
それこそ一流マットレスの様に、
程良く沈む・程良く支えるマットレスが
寮部屋のマットレスでも実現出来ます。
ぜひ、アメリカに渡った後に
導入を考えてみては。
7.オフトゥンを愛する。
なにか哲学めいたものになってきましたが、
最後の7条目でお伝えしたいのが
純粋な「睡眠の大切さ」です。
こと睡眠に関しては、
日本においてこれらの論調が
未だに存在することは否定出来ません。
- 寝てる時間があったら働け!勉強しろ!
- 若いうちは睡眠時間なんか削っても平気!
- 俺たちもこうしてきたんだから、これが正しい!
ここまでこの記事を読んでくれた
あなたなら分かると思いますが、
こういう人たちこそ寝言は寝てから言ってください。
まあ、こんな事を言ってくる輩には
「これまでの人生で可哀そうな目に遭ったんだな」
という最大限の同情と憐みを示してあげつつ、
あなたの人生からフェードアウトさせときしょう。
社会人としても受験生としても、
そしてもちろん留学生としても
睡眠とは権利ではなく義務です。
そして、その睡眠の質量を
「睡眠力」でうまくコントロールしてこそ
成功へのステップを進むことが出来ます。
おわりに
お布団君、学校行ってくるね!
※これはアカンパターン
留学生活の成功。
そして逆に、体調不良から始まる
留学生活の失敗・挫折。
その全ては、
「睡眠力」から始まります。
あなたも今日から実践して、
より良いオフトゥンライフをお過ごしください。
では、今回はこんなところで。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」またはコメントまで。
スミカ(Rick)
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