それは、英語において基本
一つの言葉には一つの意味しかないことである。
ここが日本語とはわけが違う。
例えば、
「買う」という言葉があるとしよう。
- ものを買う(購入する)
- 喧嘩を買う(進んで引き受ける)
- 努力を買う(評価する)
- 顰蹙を買う(意思に反して引き受ける)
意味はその場その場で解釈が違ってくるが、
日本語は一つの言葉での応用の幅が非常に広い。
だが、英語はこうはいかない。
- ものを買う…buy, purchase
- 喧嘩を買う…pick a fight
- 努力を買う…evaluate, value
- 顰蹙を買う…be frowned upon
この様に、一つの意味毎に
それぞれ一つの表現を覚えなければならない。
TakeやGo、Doといった汎用性の高い言葉も
厳密にはそれら単独では意味は一つしかなく、
様々な意味を持つためには
熟語として前後に言葉を足す必要がある。
これが英単語学習を難しくする要因であり、
かつ日本人が本質的に最も手こずるところでもある。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
畢竟、
日本語と同じ勉強法が通用するわけがないのだ。
コメント