例えばa big dog(大きな犬)のように、形容詞は名詞の前に付くのが基本である。
だが中2で習う「something+形容詞(厳密にはsomething+to不定詞)」を皮切りに、名詞の後ろに付く形容詞が登場する。
挙句の果てにはI am watching the bird ready to catch the fish.(私はその魚を捕まえる準備ができている鳥を観察しているところだ)のような形容詞「節」が長文読解に跋扈し始める。
【追伸】
例)I have a bag full of toys.
(私はおもちゃでいっぱいのカバンを持っています。)
例)Do you have any other options available?
(何か他に利用可能なオプションはありますか。)
「名詞←形容詞」になっている文章の例だ。
単に読む分ならまあどうにかなる。
問題はこれを並び替えろと言われた場合である。
「a / have / toys / of / I / full / bag / . 」と出されて、
上の文章にポンと並び替えるのは一定の知識と技術を要する。
「名詞←形容詞」というルールを知っていなければ詰みである。
特に近年の英語高校入試はどんどん陰湿(?)になってきているから、
こういう「基本とは違う動き」をする構文が狙われがちなのでご注意を。
…筆者、透佳(スミカ)
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