W.A. #9『これまでで一番好きだった人について。』

Word. Answer.

一番最近好きだった人について、
どんな方だったか、
良くも悪くも
その人との1番の思い出を教えてください。

イギリス在住・学生・Mさん・女性・24歳

ボスキャリが終わりました。

私が会場入りしたのは
DAY1とDAY3の二日間ですが、
そこで少し驚いた出会いがありました。

出会い、といっても
一方的にお見受けしただけですが。

私がかつて通っていた
ハワイ短大時代の同級生を
顔と名前が一致する範囲であれば
5人ほどお見かけしました。

このブログをよく読んでくださっている方、
また単純にプロフィールを見ていただいた方は
この様な疑問が頭に浮かぶでしょう。

「高校ならともかく、
なんで『ハワイ短大』って
わざわざぼかすんだろう?」と。

せっかく思い出したので、
その思い出話も併せてお送りします。

結論から言うと、
実質二年間の短大在籍の中で
8人に告白して、
その内8人と断絶しました。

完全な病気、といいたいところですが
世の中には高校生一年間で
学年の三分の一の異性に告白する人もいますから、
上には上がいます。
(念のため、私ではない)

そういう問題ではありません。

これを言うと
必ず自慢だと言われるのですが、
私は二年前の1月にとったとあるクラスの後遺症で
並大抵の課題や授業には苦しまなくなりました。

とある8月の繁忙期、
皆が図書館内で課題に追われる中
一人だけ悠々とポケモンの厳選作業をしていました。

これはミシシッピ州に渡ってからも
基本的には同様です。

となると、時間的にも精神的にも
人と比べて余裕が生まれる訳です。

それで、気持ちがどんどんと
そちらの方向に流れていきました。

自虐ですが、
ハワイ短大時代の私は
歩く性欲」という言葉がよく似合いました。

二人以上の人間を
同時に大好きになることはなく
うまくリレーしていた(失礼!)のですが、
フラれて当然といえばそうでした。

例えば現在、
私は以下の特徴を持つ異性を
恋愛対象どころか
異性として認識することが出来ません。

  • 時間が守れない
  • 口約束が守れない
  • 言行一致していない
  • 分をわきまえない
  • 友達の多さや自分自身の誰かを出して自慢する
  • 要もないのに話したがる
  • 相手の立場で物事を考えられない
  • 口を開けば悪口・嫉妬・噂話
  • 口癖が「超」「マジ」「ヤバい」
  • 臭い

全て、ハワイ短大時代で
本気で好きになった人達から
背中で教えてもらったことです。

ハワイ短大時代、あろうことか
この10個全てをコンプリートしていた
「キング・オブ・さげまん」がいました。

他ならぬ私自身です。

しかも自覚がないというではないですか。

隔離病棟にぶち込まれたのも、
卒業式出席を拒否されたのも、
その後中・高・短大の全人間に勘当されたのも
当然の報いです。

あの日死ぬべきだったのは私だったのですが、
何回か巡ってきた機会も活かしきれず
とうとう今日まで生き延びています。

好きになった人の特徴はバラバラなのですが、
あえて言えば母性の一言にまとめられます。

  • 一緒にいるだけで安心する
  • 教養がある(紳士・淑女、という意味でのladies & gentlemen)
  • 口数が少ない
  • かっこいい・かわいい

要はあげまんです。

誰の愛情も受けずに育ったので、
心の支え・メンターを求めていました。

今も変わりません。

我ながら人を見る目はありますが、
肝心の自分を磨くことを忘れていました。

自分の実力が足りていないのに
押しだけで通す人のことをストーカーと呼びます。

よくある質問で
「過去に戻れたら何をしたい?」と聞かれたら、
短大時代の自分を二・二六事件よろしく
問答無用で抹殺しにいきます。

恐らく死んでも治りませんが、
これが最も平和的解決法です。

これは今も治っていないのですが、
「常に誰かを好きでいないと死んじゃう病」に
小4くらいの頃からかかり続けているので
これに対する治療薬を探しています。

今この記事を書いている最中に
至近距離で撃たれて死んでも
文句の言えない罪を犯してきているので、
ハワイ短大の固有名詞を
私から出すわけにはいかないのです。

少なくとも、
私から連絡を試みることは
今後一生許されることではありません。

このブログに散りばめられた情報を元に
特定することは恐らく可能でしょうが、
おおっぴらに聴くのは勘弁してください。

 

回答、スミカ(Rick)

【追伸】
もちろん、良い思い出も尽きません。
写真は最近ようやく全消去出来ましたが、
「あの人とあそこであんな話をしたな」というのを
2・3年以上経った今でも正確に覚えています。
それだけで心の底から幸せでしたが、
私は身の丈以上のものを求めすぎたようです。

本企画『Word. Answer.』について詳しくはコチラ

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