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W.A. #24『今回の選挙におけるミシシッピの政治情勢を教えて!』

Word. Answer.

アメリカの上院選挙決戦投票がありましたね。
案の定(?)共和党の候補者が勝ったようですが、
ミシシッピに生活されているということで
実際今回はどのような動きだったでしょうか。
現地に住まれているからこそ
分かることなどあれば教えて頂ければ。

(東京都・セールス・Tさん・男性・29歳)

今回はタイムリーな質問が届きました。

詳しい政治学的なことは
相応しい専門家の方にお聞きいただくとして、
ここでは私ならではの視点からお答えします。

私はよくYouTubeを見るのですが、
動画の再生前・中に表示される広告のうち
ここ一週間ぐらいは80~90%程が
「一つのとある広告」で占められていました。

早い話が、共和党の候補者である
Cindy Hyde-Smithさんのネガキャンです。

5秒広告にしろ長いものにしろ、
最後は必ず以下のフレーズで締められていました。

“Cindy Hyde-Smith
A Disaster of Mississippi

政治に関する広告を打つこと自体もそうですが、
ここまで公に特定の政治家を罵倒することは
日本ではまずありえないでしょう。

人災』と言っている訳ですからね。

ただ、私が感じたのは
ここまで必死にネガキャンをするということは
Cindyさんは有能なんだな、ということです。

そしてもう一つ、
逆にこうでもしないと当選しちゃうから
ネガキャンをする人たちは相当焦っているんだな、
という2つの考えを抱きました。

なんせ動画再生前のほぼ毎回で
ド直球のネガキャンをする訳ですから、
相当情報操作がしたいのでしょう。

そして、本質はいつも逆にあります。

嫉妬される側・悪口を言われる側の人は優秀です。

お金持ちやエリート・美人に
そうではない人が嫉妬心を燃やしながら
罵詈雑言を並べ立てているのと同じです。

そしてこれは広告という業態の話になりますが、
広告費を注ぎ込む、ということは
お客様・消費者を騙そうとしているということです。

ここに議論の余地はありません。

さて、もう少し実情の話をしましょう。

どうしてここまで紛糾したかといえば、
Cindyさんが誰かに似たのか
いくつかの爆弾発言を発していたからでした。

その中で一番「問題」とされていたのは、
民主党の対立候補を評して
支持者の前で口にした以下の発言です。

If he invited me to a public hanging, I’d be on the front now.

一応訳しておくと、
(彼が負けることによる)公開処刑の時は
その最前列で見届けてあげるわ』です。

対立候補の方が黒人だったということもあり、
そういう意味でも物議をかもしました。

果たして誰に似たのでしょうか。

Cindyさんの背景を少し上げておくと、

  • 元々民主党だったが、2012年に共和党に移籍
  • ケインズ経済推し(公共投資アップ・減税)
  • オバマケア(国民皆保険制度)反対
  • 例のアレこと全米ライフル協会生涯会員

まあ要は、某現職米大統領さんに近いです。
(だからこそ共和党なのですが)

そもそもこのミシシッピ州は、
伝統的に共和党が強い州です。

二年前の大統領選の際は、
寸分の狂いなく全て赤(共和党)に染まりました。

つい先日にも、
ここUSMから南に車で1時間ほどの
海沿いの街・Biloxiにて
大統領の応援演説がありました。

前大統領のオバマさんも、
「民主党の候補者を応援しよう」と
Twitterなり新聞記事寄稿なりをしていました。

また変わったところでは、
先述の爆弾発言を受けた後
いくつかのアメリカの巨大企業が
「もう共和党には関わらない」という旨の発言をしました。
(「企業が政治に関わる」のはアメリカでは割と普通)

ここまで全米が
ミシシッピに注目したのはいつ以来でしょうか笑。

とはいえ、私は
「まあなんだかんだで共和党だろうな」
とネガキャンを見ながら思っていました。

一つ、罵詈雑言交じりのネガキャンを
これでもかとされまくっていた
ということ。

これは出来るエリートの証です。

そしてもう一つ、
誰かさんと考えがかなり近いこと。

勝因はこの2つです。

なんだかんだ言っても、
現大統領の国内人気はまだまだ健在です。

良くも悪くも毎日必ずニュースになる男です。

白は白、黒は黒とハッキリ言う
なあなあになっていた国内情勢を
見つめなおすキッカケ」という意味では、
この位パンチのあるトップがいつか必要でした。

少々パンチが過ぎるかもしれませんが笑。

 

回答、スミカ(Rick)

【追伸】
Tさんのご質問に答えながら思ったのは、
「留学生である=その国の政治が分かる」ではないんですよね。
それはそれとして、個人で興味を持っていなければなりません。
私も正直、自分から調べよう・見ようとしないと
このトピックにはつい疎くなってしまうので、自戒です。

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