【OneListenOneSoul#7】英語の先生がアメリカに初見で飛び込んでみた―Sakie Burkhalterさん【前編】

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どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。

お待たせいたしました。
アメリカの魂を巡るインタビュー企画
OneListenOneSoul」。
今回は第7回をお送りします。

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今回のゲストは、
現在、アメリカ・ルイジアナ州にて
起業コンサルタントとして働いている
Sakie Burkhalterさんです。

今回のインタビューは
【前編】と【後編】の2編構成でお送りします。
この【前編】では、かつて地元・香川県で
中学校の英語教師として勤められていたSakieさんが
現在ルイジアナ州に住むことになるまでの経緯と、
かつて英語教育に従事していたからこそ分かる
日本英語問題」についてお話をいただきました。

それでは、本編をどうぞ。

 

 

出会いは、オンラインに。

――本日はよろしくお願いします。
では、まずはSakieさんが渡米した経緯から。

  埼玉の大学を卒業してから昨年の3月までは地元・香川の中学の英語教員として勤めていたのですが、米空軍の夫と国際結婚をして、昨年10月からアメリカ・ルイジアナ州に住んでいます。それから私自身も様々な経験をし、今年に入ってからは起業コンサルタントとして活動しています。

――ご主人との出会いは。

  実は、最初に会ったのはオンラインだったんですよ。ランゲージ・エクスチェンジ(Language Exchange。外国語を学びたい外国人が互いに言語を教え、学び合うこと。オンライン上ではこれ目的の交流サイトが多く存在する)で知り合いました。私が香川の中学校で働いていた時に、周りに外国人の方が中々居ない地域だったので自らの英語能力・英語を定期的に使うこと・そうしないことで英語能力が下がってしまうことに関し危機感を抱き、そのサイトを開いた際にたまたま彼と出会ったんですね。

  彼と何度も話すうちに何でも話せるようなとても親しい関係になり、アメリカ・テネシー州にある彼の実家にも訪れました。それが彼本人・そして彼の家族との初対面でもありました笑。さらに、その時がアメリカという国にちゃんと足を踏み入れる初めての時でもあったんです。アメリカという国自体への予備知識はそれほど豊富ではなかったのですが、会う人も温かくフレンドリーで時間もゆったりと流れている感覚があって、私にとって住みやすい環境だな、と感じました。

――Sakieさん自身が学生の頃、現在の生活は考えていたか。

  ずっと考えていました。実は小学生くらいの頃から将来海外に住みたいと夢見ていたのですが、教師である両親から始まり、様々な良い先生にも巡り合ってきて、教師になりたいなとも思っていました。なので大学時代は「教師になるしかない!」と思って、一心不乱に教師になるために全力を尽くしていました。そして無事夢だった教師になったのですが、ほぼ週7で朝から晩までの勤務がずっと続いている中で、「何十年もこうしてずっと働くのかな。本当にこの仕事をしたいのかな」と疑問に思うことが何度もあったんです。そんな自問自答をしている中で主人との出会いがあり、一緒に住むために教員を退職して、アメリカ移住をすることになりました。

 

元教師だからこそ、日本の英語に警鐘を鳴らす。

――英語の教師として、ご自身はどのように英語を勉強してきたか。

  先ほどの言語交換(Language Exchange)に加えて、まずは単語に関しては例文・フレーズで覚えるようにして、実際に使う形に近くなるように勉強していました。あとはやはり話す機会を増やす事ですね。私は香川に居た時に今の主人とオンラインで知り合って、英語を定期的に話す機会を作っていました。今アメリカに住まれている日本人の知り合いの方々もよく言われますけど、やはり英語は「使うほど伸びる」ものです。こちらに移住してくると、生活上の便宜がかかっている以上嫌でも喋らないといけないので笑。

――その視点から考えて、
英語を話す機会にどうしても欠ける日本。

  実際のところ、今の日本では英語を喋らなくても生きていけますからね笑。学校の教室から日常に至るまで、「実際に英語を話す必要」がほとんどありません。

  私が香川の中学校で英語を教えていた時は「もっと英語を喋ろう!」という意識が皆にもあり、意識的にアウトプットの機会を多めにさせていたのですが、英語を使わない…逆にインプットが中心の授業になってしまうと、生徒にとって英語がつまらないものになってしまいますよね。英語を学んでも使えない・使う機会もないですし、目指すゴールがどうしてもテスト勉強・試験勉強になってしまっているのが現状です。なのでそこの大元が変わらないと…(英語の普及は)難しいですよね。もちろん先生たちは「アウトプットが大事」とは分かっているんですけど、テストの為に点数をとらせてあげないといけない。そうなると、やはりリーディング等が重視されてしまうのは仕方のないことなんですよね。

――日本において、「ぶっちゃけ」英語は必要か。

  「今は」まだいらないと思いますけど、将来的に様々なコトが起きる・海外に出なければならない…という事態に直面した時に、日本語だけというのは不十分になってくるのではないかなと考えています。現状としては、英語を勉強する目的・ゴールが「テスト・試験」になってしまっています。なので私たちや日本在住のネイティブの方々のような英語が話せる人々が、国際交流であったり文化・娯楽・スポーツであったり――「英語の先にあるもの」を見せてあげるのが大事なことだと思います。英語をキッカケにしてこんなに楽しい・新しい・広い世界がある、というのを示していくことが大切だと思います。英語は試験のためだけの「目的」ではないという事に皆が気付けば、この状況も変わっていくはずです。

――海外に出て将来的に勉強をしたい、という留学生へのアドバイス。

  まずは海外だからこそ出来ること・海外でしか味わえない経験があるはずなので、それを全力で楽しんだり学んだり触れたりすることですね。後は就職に関してなのですが、人生において「働く」ことに使う時間ってすごく長いので、肩書やメンツばかりを気にするのではなくて「どのような人たちと一緒に働きたいのか」「どのような環境の中で働きたいのか」「どのような人たちを助けたいのか」ということを考えた・ふまえた上で自分の理想のキャリアを探せるかという所が重要になってきます。海外留学では、日本に居るよりも様々な文化やバックグラウンドを持つ人々と交流が出来ると思うので、交流する中で自分自身の視野を広げる・自分自身を深めることをおすすめします。

 

 

この続きは、次回の【後編】にてお送りします。
起業コンサルタント」という仕事にかける思い、
そして人の手助け・サポートを生業とする事への流儀を通し、
ビジネスにおける本当の大切さを紐解きます。
To Be Continued…

(聞き手:スミカ(Rick))
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今回のゲスト

Sakie Burkhalter(サキエ・バークホルター)さん

香川県出身、現在はルイジアナ州ボージャーシティ在住。
かつて地元の中学校で英語教諭として勤め、国際結婚を機に渡米。
現在は「世界のどこにいても、好きなことで自由に働くことを可能にする」
というテーマのもとに起業コンサルタントとしてフリーランスで働いている。
日本を含む世界中のクライアントに起業サポートを行っている。
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(SakieさんのInstagramこちらから)

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