「ヴ」という発音表記。

気づき - ki du ki

中学の音楽の教科書で
ヴィヴァルディという音楽家が登場したことがあった。

「ヴ」を持って「v」の発音をさせる…というのが
これが作られた当初の狙いだろうだが、
いくらなんでも説明不足すぎる。

「『ヴ』を読むときは上の歯を下唇に当てながら、
スマホのバイブの様に発声してくださいね」
…なんて丁寧な説明をしている学校教員を私は知らない。

たいてい(否、9割5分)は「ブ」で呼んでいた。

恥ずかしながら、私に至っては「ヴ」のことを
漫画でよくあるようなうめき声だと思っていた。

どのみち
妥協策(vという発音は日本語にない)なのだから、
それなら皆が読みやすい「ブ」でいいだろう。

マシであるというだけだが。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
流石の日本も国として
「ヴ」はある程度諦めたようだ。

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