翻訳の「行間」。

気づき - ki du ki

例えば現在の私のように、
翻訳一本の専門家で食っているわけではない人が
ビジネス目的で翻訳・通訳業務を受け持つ場合
意識しておきたいポイントが一つある。

それはバカ丁寧に訳さないことだ。

少し語弊がある言い方だが、
ビジネスのやり取りにおいて
当事者が求めているのは正確な翻訳ではない。

彼らが求めるのは気持ちの良い、
それでいてお互いの意図がしっかり伝わる
効果的なコミュニケーションを迅速に行うことである。

その為には、

  • この人は何を伝えたい(伝えてほしい)んだろう
  • 今回のコミュニケーションの目的(本質)はなんだろう
  • 相手はどういうメッセージを期待しているだろう

こういった行間の要素を踏まえながら
適宜言葉を取捨選択するのがビジネスの翻訳である。

もちろんウソや曲解はダメだが。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
正しさよりも大切なことなんていくらでもある。

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