まず一つに、
例外が例外を呼ぶというものがある。
「これは例外なの」「これだけは別」
「とりあえず『その他』でいいや」とかやっていると、
例外と呼ばれる存在が
一つから二つ、三つ…と次々増えていく。
だから、と例外を断じて許さないのも
一つの生き方として悪くないとは思うが、
そこでもう一つの法則がある。
この世から例外という概念は決してなくならない。
どれだけ例外を排除・断絶しようとしても
「少数派」として生まれ時代を動かしてきたのは
これまでの歴史を見てみれば明らかである。
換言すれば、
少数派たる例外が出てくるのには
必ずそれに値する理由がある。
その存在と理由をきちんと認めた上で、
それでも極力例外を減らす努力をするのか
例外にこそ尊敬の念を払うのかはあなたが決めればいい。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
例外との付き合い方で一番ダメなのは、
例外を最初から存在しないものとして扱うこと。
いかに見ないフリをしても、例外は常にそこにいるが。
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