どうも、こんにちは透佳(スミカ)です。
いつものタイトル出オチではありません
地球儀回してる芸人でもありません
今日、人生で初めて
「レジュメを自ら提出する・使用する」という
ある意味ドキドキの日を迎えていました。
昨日にダメ元だったマイナー球団へのコンタクトが
とりあえず見てもらえるみたいで、
(⇒昨日の模様はコチラ⇐)
本当に急転直下で話が進んでいっている(気がする)。
ちなみにこのレジュメ(Resume)。
日本語だと「レジュメ」のようですが
つい最近まで皆で喜んで
「レズメ!レズメ!」と発音してました。
英語の発音的には正直どっちでもいいが、それは秘密で。
レジュメは日本でいうところの「履歴書」であり、
リクルート活動の時に(私の場合はインターン探し)
採用者に渡す(or送る)ことになります。
これ、日本式の履歴書とアメリカ式のレジュメでは
いくつかの決定的な違いがあります。
初見だと相当焦ります。私もそうでした。
–詳しい情報は「レジュメ 画像」でググっていただくとして(説明放棄)、
ざっくばらんに日本スタイルの履歴書とは違う
「レジュメならではのポイント」を挙げるとこのような点があります。
- 顔写真は使わない!?
- まず、最初に何を書く?
- ”Reference”を活用せよ。
- 「転職回数が多い」、そのウケは・・・?
では今日は私自身の復習やも兼ねて、
実際の出来事や印象なども併せながら
「アメリカのレジュメはここが違う!」
という主な比較ポイントを見ていきましょう。
ちゃんと説明はしていきます
顔写真は使わない、つまり完全文章勝負。
これは、私個人がアメリカに来て一番感じたこと。
顔写真を貼る、という概念がないんですね。
履歴書と違ってレジュメには
様々なデザインや様式も増えてきているんですが、これは不変。
つまり単純に考えて、100%文章勝負になる。
日本の履歴書だと仏頂面の顔写真をつけるので
ある程度「こういう人」だなという
あらかじめの印象を与えられますよね?
それが無い。
「フォーマルな顔とかいいからアピールしろ!」という
アメリカのレジュメに懸ける姿勢も
それはそれで筋が通っているんですね。
ちなみに日本の履歴書だと
「自己PR欄」みたいのがあったりしますが、
レジュメにはいわゆる「PR欄」はありません。
だって、経験やら学歴やら資格やらは
全部PRでしょ、という考え方だから。
履歴書は最初に学歴。レジュメは・・・?
最初に何を書くか?
まあ最初の最初に個人情報をのせるのは同じなんですが、
レジュメは履歴書とは違って
学歴を載せる「前に」あるコトを書きます。
(「書かない方がよい」というアドバイザーも一部居るようです)
さて、次の4つのうちのどれでしょうか??
(なぜかクイズにしていく)
- 「オレ、ここの部署に入るんで」という勝利宣言
- 「私、こんな事が出来ます!」と早速自己アピール
- 「僕はこの時間帯が働きやすいです」と時間帯希望
- 上司にむかって
–宣!戦!布告!!!–
・・・
–
正解は、なんと
ある意味全部です。
宣戦布告は会社を刺激しない程度でお願いします
というのも、
アメリカのレジュメにおいて最初に書く
“Objective“(日本語で目的)という項目。
つまり「この書類は何なのかをさっさと書いて」という
面倒くさがりな法人の皆さまに向けた、いわば見出し欄。
なので、その目的や適性などの事実は
最初にパパッとまとめちゃおうよ、という発想なのが
なんともアメリカらしいですね。
—
「コネ」をスタイリッシュにアピールする!?
さて、これは日本の履歴書でも使われつつありますが
その意味合いは全く異なってきます。
まず、”Reference”という言葉についてですが
この場合は「照会先・推薦状」という意味。
つまり、この項目では
自分のことをよく知っている人を書いて
採用における信頼性をあげましょうね、というのが目的。
要は日本の「コネ」に実は近い。
アメリカにおいてのコネクションも馬鹿にならず、
このReference、つまり
会社がその人を知っているかいないかで
採用が決まってしまったりする。
なので是非とも、教授だったり会社の役員だったり
高名な方を選びたいものである。
ちなみに、一つ日本と決定的に違うのは
(これは知り合いの方に伺ったお話です)
「とりあえず名前だけ書いとけ!」という日本と違い
アメリカの会社はマジで推薦人に電話をかけます。
そのため、易々と”Reference”に名前を載せれない。
その分、ちゃんとお互いのことを知っていれば
大きな武器となってくれるのだが。
–
「転職回数が多い」、そのウケは・・・?
これは、ズバリ。
日本の会社の場合
転職多いな・・・、今まで職場でうまくやってこれなかったんだろう
アメリカの会社の場合
経験豊富やん、即戦力として使いまわしたろ!
この違いである。
まあ全部がこうであるとは言わないが、
アメリカの会社は特に
「育てる余裕ないんで」と即戦力を求めている。
私がインターンを探しているのもソレ。
つまり、何か経験・スキルがないと
レジュメに何も書けないという落ち目を見る。
この記事を読んでくださっている皆さんも、
少し考えてみてください。
自己PR、どれくらい「長く・濃く」続けられますか??
そこでの経験値の差が勝負を分けるのが、アメリカである。
まあポケモンみたいなものである(暴論)–
まとめ
日本とアメリカで考え方が全く違う。
これで、一応のレジュメ問題は解決(resolution)しました。
無理やりタイトルに入れただろとか言わない
たまにはこういう
「皆の役に立ったらいいんじゃね?」という記事も
気が付いたときに書いていくので
また参考にしていただければ幸いです。
ただ、今回みたいな記事が書けるのは
ちょうど今日みたいなヒマな夜だったりする。
(いわゆる宿題はない、自分でリサーチとかはしてるけど)
そろそろゆっくりするとして、明日に備えますか。
それでは、このへんで。
筆者、透佳(スミカ)
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