フォニックスは浅い。

気づき - ki du ki

英語コーチとして日本人に英語を教えている
とあるフリーランスの方と話した時のことだ。

英語指導法の話になり、
私がフォニックスについて触れると
その方はこの様に反応してきた。

発音といえばフォニックス、というその発想が浅い

確かにこれはある種的を射ている。

「一文字に読み方一つ」とするには
英語はあまりにも例外が多すぎであり、
また単語のアクセントや抑揚・
子音と母音の使い分けなどは
フォニックスでは一切カバー出来ない。

初歩としては最高なのだが、
そこからは一つ一つの単語や文章に
ぶつかって揉まれながら
学ぶ(真似ぶ)ことが最短かつ王道になる。

あと数年もすれば
「フォニックスでどんな単語でもラクに読める!」
みたいなコピーが出てくるだろうから、
少なくともこのブログの読者は安直に騙されないことだ。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
その点、辞書に付属する発音記号は
実はかなり優秀なものなのだが
日本では教える側が全て理解しているかも怪しい。

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