年上と年下。

気づき - ki du ki

営業の世界ではこんな「常識」がある。

セールスパーソンは
出来るだけ年増の方がいいということだ。

年下の人にセールストークをされるよりも、
年上の人に商品を紹介してもらった方が
お客様は信頼出来るし安心する、というものだ。

また、これとは逆に
見た目が若く見える人が売り込むのは
信頼されにくい・安心感を与えにくいから
一般的には若い人は営業の世界では不利と言われる。

もちろん、一般的には
年上の方が経験も技術も知恵も豊富であり
年下に比べると信頼・ブランドが高いのは分かる。

だが、あえてこれを否定したい。

今日の世界を見ていれば、
若年の成功者はもちろんのこと
年増の敗北者なんてのもいくらでも転がっている。

畢竟、「年上であること」
「年下であること」それ自体の意味は
どんどん薄くなっているのだ。

そんな中で、
「○歳だから安心出来る」
「○歳だから不安だ」と思い込んでしまうのは
今後のあなたの人生の価値観を狭めるだけである。

これは顧客の立場になった際も同様だ。

「あの人は若いから信頼出来ない」と
いちいち考えていては何も学べないし、
なによりもその目の前の「若い人」が
将来に頭角を現した際にほぼ確実に嫌われる。

年齢がどうという問題ではなく、
あくまでもその人個人の能力や人間性を見ることだ。

年齢に関係なく、
尊敬するべき人を尊敬すればいい。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
年下の師匠との出逢いと、年下相手の完全な敗北。
人生の早いうちからこれらを経験しておくと
その後の人生の視座が大きく変わる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました