通訳だけで食べていくのはほぼ不可能だということだ。
通訳一本でその道を極めた場合は
世界中のVIP同士の会話の同時通訳が職業になるが、
あれは努力だけで到達出来る次元ではない。
例えばあなたが
スポーツ選手のインタビューや
政治家同士の会談の同時通訳を聴いて
「なんだこんなの楽勝じゃん」と思ったら
迷わず突き進めばいいが、
そうでもないなら通訳一本は諦めるべきである。
逆に、
英語のえの字も出てこないような会社や
グローバル企業の外国語とは縁がない部門など
一見通訳とは関係なさそうな職場がオススメだ。
あなたがある程度仕事が出来るという前提だが、
いざその職場が通訳の必要に迫られた際に
その業務を全て吸い上げることが出来るからだ。
そしてもう一つ。
一流の通訳の共通点は、
たとえこの世から通訳という仕事がなくなっても
別の仕事で余裕で食べていけることである。
通訳というある種国語力の最高峰で培った力を
他の仕事業務にも活かし切ることで、
通訳は最強の蝶番に変貌を遂げるのだ。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
「いい加減に超正確で超早い自動翻訳って生まれないんですか?」
私が死ぬまでには生まれるだろうけど、
問題は出来たところで
誰がそれを管理するかってことなんだよね。
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