翻訳の「色」。

気づき - ki du ki

学校の英語の授業で面白いのは、
皆同じ単語や文法を習っている
(ということになっている)のに
和文英訳・英文和訳の文が一人一人違うということだ。

古典的な例が’I love you’だろう。

「愛してます」でも
「あなたに惹かれています」でも
「恋い焦がれています」でも
「月が綺麗ですね」でも
「死んでもいいわ」でも必要十分であり、
一つの絶対的模範解答はない。

これは職業としての翻訳家も同じだ。

全く同じ原文だったとしても
やはり訳文にはその翻訳家
一人ひとりごとの「色」が出るものであり、
なぜその言葉を選びぬいたかを考えると面白い。

それが善意か悪意か、偶然か必然かは別としても。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
その上であえて言おう。
英語に限らず、外国語は絶対勉強しておいた方がいい。
原文をそのまま読める価値は計り知れない。

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