高校1年〜2年あたりの英語を教えてきて気付かされるのは、完全に新しい文法は数えるほどしか増えない。
増えるのは大量の単語と熟語、そして「文法」と名のついた慣用表現(要は構文・熟語)である。
ついでに浅く広く背景知識・教養があればいろんな文章が読みやすくなるのは現代文と同じ。
【追伸】
言い方は少し悪いんだけど、
「それはもうそういう熟語や慣用表現として覚えた方が早いよね」
という高校英文法は少なくない。
かの有名な「クジラ構文」のように。
あれも一応理詰めで説明し切ることも可能ではあるんだけど、
とりわけ英語嫌いの生徒にとっては
「A is no more B than C」で「CがBではないのと同様に、Aも(全然)Bではない」
と熟語よろしく意味と和訳を覚えてしまった方が早いしラク。
…筆者、透佳(スミカ)
コメント