どの様な。

気づき - ki du ki

プロとしてお客様に基本してはいけないのは、
お客様に向かって
「どの様な」で始まる質問をすることだ。

「具体的に、どの様な英語力を身につけたいのですか?」

「どの様なサービスをご希望ですか?」

「どの様に感じられましたか?」

「具体的に」がセットになるとダブルスコアである。

こう聞かれる立場になれば
その理由は一瞬で理解出来る。

その答えが既に超具体的に決まっていない限り、
「どの様に?」と聞かれても
「どの様に…?」としか反応出来ないからだ。

答えの範囲が広すぎる上に、
それを全て答える側に丸投げしているのである。

答えが明らかに具体的ならいい。

だが大半の場合、お客様は素人であり
「具体的に自分には何が必要なのか」を
自分ですら分かっていない場合が少なくない。

そういった曖昧模糊としたニーズを
形象化してあげるのもプロとしての仕事である。

 

筆者、スミカ(RIck)

【追伸】
それともう一つ。
私個人にはその気持ちがまるで理解出来ないが、
「いきなり本題に入ることを嫌う人」というのが
世の中には想像以上に多く生息している。

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