「楽しいレッスン」の功罪。

気づき - ki du ki

特に英会話業界は、
「楽しいレッスン」という言葉で
訴求をしているスクールが非常に多い。

また、需要側(生徒)も
「レッスンは楽しくないと続かない」
「楽しそうな・面白そうなレッスンがいい」
と考える人の多さは一次情報で感じてきている。

確かにこれは一理ある。

特に勉強の初期段階においては、
「英語ってこんなに楽しいものなんだ」
「これは勉強する価値があるぞ」
と生徒が思うことが出来なければ何も始まらない。

だが、これだけでは限界がある。

人から与えられた楽しさには賞味期限があるからだ。

一方的に与えられた楽しさが
そのままあなたにもあてはまるとは限らないし、
何よりも楽しさを人に委ねることで
いずれ飽きてしまうし感謝の心もなくなってくるからである。

さて、ここからが勝負の分かれ道だ。

人から与えられた楽しさだけで
ぐだぐだ言う人はいずれ勉強がつまらなくなって投げ出すが、
楽しさを「自分から作り出す側」に
転身を遂げた人は勉強がどんどん面白くなっていく。

そしてどんどんのめり込んでいく。

  • 勉強をするとこういうことが出来るのか!
  • この言葉とあの言葉にはこういう違い(共通点)があったのか!
  • 今まで通り過ぎていたけど、実はこんな深い意味があったのか!

例えばこういう楽しさを
自ら作り出すことが出来る人は、
英語学習のみならず
全ての勉強が長く続くし身も結ぶ。

畢竟、
楽しさを与えられるのはお子様の勉強であり
楽しさを自ら作り出すのが大人の勉強である。

長い目で見れば
どちらが幸せな人生を歩めるかは、
少し考えればすぐに分かるはずだ。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
そんなに心配しなくても、
楽しさも厳しさも全部享受して英語を学べば
人生が楽しくなるどころか180度ガラッと変わる。

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