目の前・現象面で何か問題があって、
その原因を突き止めるプロセスにおける
仮説構築の一助となるのが因数分解だ。
数学的な言葉を使ってはいるが、
要は「一つの要素を
それを構成する複数の子要素に分けて考えよう」
ということである。
例えば
「売上が伸びない」という課題があったとする。
それは商品自体に問題があるのか。
その流通や販売媒体に問題があるのか。
プロモーションに問題があるのか。
コスト面で問題があるのか。
ちなみにこれを
マーケティングの4大要素として
4Pというらしいが(今知った)。
- Product(商品の価値)
- Place(流通や販売環境)
- Promotion(プロモーション:広報)
- Price(値段や費用)
現場の一次情報と照らし合わせながら、
「じゃあこの部分に何か問題があるのかもな」と
データ分析の仮説が立てやすくなる。
無論、これらそれぞれのPにもまた
いくつかの子要素が下にぶら下がっているので
その際にも因数分解は頼りになる。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
一応データ分析で飯を食っているというのに、
恥ずかしながら今更ちゃんとした勉強をし始めた。
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