海外留学で書く論文の執筆においては
よくこんな言葉が使われることがある。
「意見を書くな。事実を書け」
(Don’t put your opinion, but just facts.)
意見はいわば一個人の「感想」であり、
一切の信頼性・再現性がないと
(少なくとも学術の世界では)みなされる。
模範解答としての
意見と事実の違いはこうだ。
- 再現性がある(今、この場で同じことをもう一度起こせる)
- 論理性がある(合理性に基づいている)
- 客観性がある(誰が見ても同じ結論にたどり着く)
ここで重要なのは、
自らの世界に入ってくるものだけを事実だと思ってはいけない
ということだ。
(それは「事実」ではなく「一次情報」である)
則天去私ではないが、
「私」という第一人称から脱したところに
本当の事実は存在するのである。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
事実を味方につければ、あなたは無敵。
なぜなら実際に起きた事実の前では
誰もが頭を下げざるを得ないからだ。
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