傘。

気づき - ki du ki

雨の日の人混みは
その人のマナーの全てが露呈する。

最たるものが傘だ。

差した傘・畳んだ傘が
誰かの身体に当たってしまっていないか。

傘を差した人同士ですれ違う際に
相手が傘をどかすのを待ってはいないか。

傘を畳む際に、
周りに人がいることに気がつかずに
バシャバシャと水を落としていないか。

傘から垂れた水滴が
誰かの服や靴にかかってしまっていないか。

以上の文章を読んで逆ギレしていないか。

皆が平等に「雨で濡れる」という不幸を背負っているのに、
その不幸をさらに人に移して
自分の幸せを成立させてはいけない。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
人生で始めて線路にものを落とした。
傘だった。

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