数字やデータは集めて終わりではない。
それらの情報を元に
何を意味しているかという知識や
何を為すべきかという知恵にまで
数字を昇華させていくのが分析の役目である。
TOEFL的に言うところの
‘What does it mean?’ないし
‘What does it imply?’といってもよいだろう。
分析に際して使えるのは
数字と固有名詞、
それに加えて事実と論理だ。
一個人の感情を入れたり、
「こんなデータだったらいいのにな」と
無意識に捻じ曲げたりしてはならない。
また、もう一つ注意点として
「仮説」として仮に答えを出してみた上で検証するのは結構だが
「思い込み」を答えにしてはならない。
あくまでも正義は数字やデータであり、
その前では客観的かつ謙虚でならなくてはならない。
事実や理論に基づいた仮説を分析立てて、
それが本当であるかの調査を繰り返しながら
PDCAを回してデータの本当の意味を探る。
以上に書いたようなことは、
至極当たり前かつ退屈であり
頭では皆分かっていることかもしれない。
だが、心から理解しない限りは
妄想力を分析力と勘違いしてしまうのでご用心を。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
今日は特に自戒。
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