人が集まって働く場合、
その中の上澄みと澱みの部分に
同時に全員仲良く近づいてくと考えると分かりやすい。
規模しかり手数しかり、
個人では絶対に到達出来ない高みに
組織なら到達出来るのは確かだ。
その組織内で優秀なところを盗んで
一人で過ごすよりも格段に早く
成長していくことも可能だ。
だが良いことばかりではなく、
同時に数ある澱みの内
最たるものが多数決である。
世の中には超人よりも末人の方が遥かに多く、
個人では絶対選ばない選択肢も
組織になった途端多数決で仲良く選ぶようになっている。
換言すれば、群れた瞬間に
「何をやってもいい」「責任は誰かが取ってくれる」
という根拠なき根拠を勝手に作り出してしまう人が急増する。
考えることを
「誰か」に委ねた成れの果てである。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
だからこそ
組織の中で美しい人は本当に美しいのだが、
概してそういった人は組織を抜ける運命にある。
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