仕事柄大人(=塾業界の場合は保護者)に暴言を吐かれることが時折あるが、今年に入って面と言われたのは以下だった。
「あなたのやっている仕事のクオリティは、時給1,000円の大学生バイトにも及びませんね」
塾講師に向かってその発言ができるエネルギーの半分でもいいから自分の子に注いであげれば、ここまで成績が悪くはならなかったと思うのだが。
【追伸】
大切なことだから何度でも書くけど、
学習塾は勉強を「推奨」する場所であって「強制」する場ではない。
勉強を「強制」したらそれは立派ないじめである。
本人が望まないことを無理やりやらせることをいじめと言わずに何と言うのだろうか。
学習塾にとって生徒とはお客様だから、
まさかお金をもらってお客様をいじめるわけがないだろう。
やる気がある子を応援します、ない子は知りません、というのが全ての学習塾の原則なのだ。
それ以上を求めるなら家庭教師で24時間365日監視するべきである。
最も、そこまでしないと勉強をしなくなるような姿勢を作った時点で子育ての敗北だが。
保護者面談でこういった発言をすると炎上するから直接言う塾講師はいないが、
「あ、これ親のせいだな」と顔に書いてある講師は決して少なくない。
【追伸の追伸】
「ウチの子、どうしようもなくて…」
というのは、
「私、どうしようもなくて…」
という意味である。
これには本当に例外がない。
…筆者、透佳(スミカ)
コメント