私は英語講師が英語好きであることにはメリットよりもデメリットの方が大きいと思う。
好きな人の気持ちで考えてしまうことがはた迷惑に繋がることが少なくないからだ。
野菜が嫌いな人に向かって「え!?野菜嫌いなの!?こんなに美味しいのに」「いいから一回生で食べてみなよ」「人生の半分は損してる」というのは実に余計なお世話というものである。
【追伸】
なんせ自分が英語好きで英語講師になったという人は、
この世から英語なんて消えてなくなってほしいぐらいに思っている人を人間として認識していない。
視界に入っていない。
英語は誤解されているだけだ、という誤解をしている。
「英語は素晴らしいよ」
「話せば必ず分かる」
「英語は簡単だよ」
が彼ら・彼女らの口癖である。
でもそんな人たちに言いたい。
There is no accounting for tastes.
好きな人には好きな人の世界があるように、
嫌いな人には嫌いな人の世界があるのだ。
それを分かれとはいわないが、理解してあげない限り
一生その講師は同じく英語が生来から好きな生徒しか教えられない。
つまりそれは塾講師として死を意味する。
特定の生徒、しかも少数派しか担当できなくなるのは終わりの始まりである。
…筆者、透佳(スミカ)
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