どうも、こんにちは透佳(スミカ)です。
前回の記事では
多くの英語学習者や留学志望者が
なぜライティング(英作文に)苦しむのか、
という原因にフォーカスしました。
そして今回はいよいよ肝となる、
私自身がここまで確立してきた
英語ライティングの勉強法を紹介させていただきます。
最初に、断っておきたいことがあります。
私がライティングを教えるために・または自分で勉強するために
使用する教材なんですが。
Duo3.0。
2600ものの重要・頻出単語や熟語が
560本の例文にムダなく凝縮された
英語学習のベストセラーの一つ。
基本、これだけです。
語彙・文章の流れといったものは別ですが、
ライティングのマスターにおいて
「英文法が難しくて文章が書けない…」と
嘆く必要は全くありません。
というのも、今回紹介する勉強法は
文法なんか必要ねぇんだよ!
日本の教育機関にこんな事いったらぶっ〇されそう
こんな邪道な考えに基づいているのです。
確かに、私も最近になって
ようやく細かい文法事項も
意識するようになりましたが、
とっとと英文を書けるようになりたい!
海外留学までに時間がない!
こんな方々に、
詳しい文法をゆっくり勉強する時間はありませんよね。
今回は、Duo3.0を用いて
ライティングを最短でマスターするために
「文法教材をかなぐり捨てていく」スタイルの
邪道すぎる黒魔術を伝授します。
現在、日本で広く出回っている
英語教育の教材やら勉強法を全否定する魔法なので、
よいこのみんなはまねしないでね。
この黒魔術に目覚めたら君もワルの仲間入りだ
Duo.3.0はなるべく別売りCDも準備する
- Duo 3.0 単行本(必須)
- Duo3.0 CD 復習用(推奨)
- Duo3.0 カード(あれば)
まずは、これらを揃えましょう。
全収録560文、とりあえず全部覚える
ズバリそのままですが、
まずは掲載されている560個の英文を
まるまる全て覚えてください。
「覚える」、というのはここでは
日本語か英語のどちらかを見た・聞いた時に
もう片方の文章がサッと全て出てくる
(文章で書き起こすことが出来る)
までになる事を意味します。
頭の中からCDのオトコの声が離れないわ!!くらいに
そして、これを始める時点で
一緒に文法書や各種辞書を使うのは禁止です。
そうしてもいいくらいに
Duoそのものの解説が充実していますし、
「外部のルールに頼らない」ことが
後々大きな助けになります。
覚え方に関しては、人それぞれでしょう。
- いわゆる「単語カード」を作って何度も見る
さっき紹介した「Duoカード」はこの役目を果たしてくれます - CDの「読み上げ」とハッピーセットで覚える
実際の英語と比べても遜色ないスピードの「復習用CD」を聴きながら - 無理やって!書かんと覚えられへん!
ちなみに筆者はココ
さて、そんなこんなで
今すぐにでも使える「既製品」560個をゲットしたら
次のステップに進みましょう。
自分の語彙・表現で書き換えてみる
先ほど、「文法を勉強する必要は全くない」
という話をしたのは理由がありまして。
これだけ中身が詰まった英文を
560個も覚えようとすると、
どうしても人はラクをしたくなります。
そして、その内皆さんは
出来るだけラクに英文を覚えようとするために
こんな「パターン」を見つけます。
- 基本は主語+動詞で始まるんだな、とか。
- 疑問文は動詞・主語でひっくり返るんだ、とか。
- 命令や提案は動詞からいきなり始めるんだ、とか。
そのあなただけの解釈・マイルールが、
普段皆さんが小難しく考えている
いわゆる英文法と呼ばれるものの始まりです。
「さっさと英文が書けるようになりたい!」
「早く習得しないと、時間がない!」というのなら、
わざわざ英文法をイチから勉強するよりも
Duoの「覚える価値のある英文」において
実戦に揉まれながら体得した方が早いです。
Lv.1でメタルキング倒しにいくやつ
そうしてあなたの中に創り上げた
英文を構成する「フレーム」は、
なんせ自分自身で作り上げたものなので
外から文法を習ったり読んだりするよりも
確実に頭の中に残ります。
そんなフレームをゲットするためには、
まずはDuoの例文をもとにして
自分なりの表現をしてみましょう。
さて、ここでDuo3.oから
記念すべき1つ目の文章を引用してみます。
We must respect the will of the individual.
個人の意思は尊重しなければならない。
このベース(例文)をもとにして、
あなたが知っている言葉や表現を
自由に加えてみましょう。
例えば、こんな感じに。
We must not listen to the talk of the person.
その人の話を聴いてはいけない。
※色が変わった部分が「あなたの知っている表現」(の例)です
さて、この時点であなたは
難しい英文法を気にすることなく、
「(○○の)(△△を)××してはいけない」という
文章の書き方を覚えました。
この様に、敢えて文法のルールから攻めずに
実戦的・即効的なベースの例文をうまく使って
自分なりの文章アレンジをこなすことで
英文の書き方やフレームを直接覚えるのを
可能にするのが、このDuo3.0なのです。
ちなみに、この練習法は
先日の記事でも紹介した
パラフレーズの肝でもあるのです。
「日本語ならではの表現」は、丸暗記
さて、ここまでの練習で
英文を書くための「フレーム」をゲットするコツは
ある程度分かっていただけたでしょうか。
ですが、私たち日本人が
第二言語である英語で文章を書く上で、
どうしても書き方に困ってしまうのが
「日本語らしい表現」です。
例えば、
- 微妙な
- 大体
- とりあえず
- ちょっとした
これらの日本語ならではの表現は、
長く海外留学生活をしていても
英語での言い方は中々分かりません。
筆者自身も正直、これらの表現を
英文法で考えるのはかなり難しいです。
今回紹介しているDuo3.0は、
こういった「日本語独特の表現」にも
バッチシ最適な英語表現をあてています。
例えば、
I can’t help laughing.
(Duo3.0、#187より抜粋)
直訳すると「笑う事を助けられない??」
というわけわかめな文章になってしまいますが、
これは日本語でよくある表現の一つで
「笑わずにはいられない」と訳します。
まあつまりは草不可避やな
このように、日本語ならではの表現に関しては
見た目と意味が全く異なる場合が多いので、
それは丸ごと覚えるしかないですね。
この「表現を考える手間」も
ショートカットして載せてくれているのがDuoです。
これも、併せて覚えるしかないですね。
ちなみに、この「~せずにはいられない」も
あなたなりの言葉でパラフレーズしてみましょう。
Beer! I can’t help drinking!
酒!飲まずにはいられないッ!
(元ネタ)
まとめ Duo3.0での英作文マスター法
- まずは560個の英文を全て覚える!
- 例文をパラフレーズしながら
自分の英作文フレームを確立する! - 日本語ならではの表現も
英語でしっかり丸暗記する!
改めてもう一度言いますが、
「ライティングにおいて英文法の教材を使わない」のは
英語学習においては極めて邪道です。
英文法は極めて大切です。そらそうよ。
そのため、まだ時間の猶予がある方は
英文法解説書や中学英文法の解説・ドリルなどに
しっかり取り組んで学習されるすることをお勧めします。
ではでは、今回はこんな所で。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ご意見・ご質問等あればお問い合わせまで。
…筆者、透佳(スミカ)
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