寝ている生徒を。

学生の頃、「寝ている生徒をいちいち起こさないで黙って名簿にチェックしておいて成績を下げる」タイプの先生がいただろう。

学生からしてみれば「起こしてよ!」の一言も言いたくなるかもしれない。

だが勉強を仕事と考えると授業中に寝るというのはただの職務放棄であり、淡々と成績を下げられることに対して文句を言う筋合いはない。

【追伸】
「部活が忙しくて…」と言い訳する生徒は多いが、

9割の学生にとっては勉強こそ仕事で部活は余暇みたいなものだろう。

(残り1割は高校生の段階でスポーツ一本に絞っている生徒)

つまり

「部活がキツくて授業中寝てしまいました」

というのは

「ゲームをやりすぎて眠いので仕事に寝坊しました」

と言って頭をぽりぽりかいているのと変わらない。

流石にそれでは少なくともサラリーマンはクビである。

学生の段階からできない社会人になるための準備体操をしていると将来が心配だ。

ちなみに塾講師として、私は寝ている生徒は基本全放置するようにしている。

構っている時間がもったいないし、

起こしたら起こしたで逆ギレされるから

寝たいなら勝手にどうぞ、他の生徒に迷惑はかけないでねという感じだ。

あくまでも塾講師は勉強したい人に向けて授業をするべきなのであって

最初からその気がない人を相手にしてはいけない。

やる気ぐらい自分で用意してこいという話である。

やる気がない人がわざわざ勉強をする必要はない。

否、してはいけないのだ。

全ての勉強は義務ではなく権利だから。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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