やらせ。

気づき - ki du ki

英語だとFakeやSet-upなどが該当する。

「やらせはいけない」とは言われるが、
さてその正論は本当だろうか。

よくよく考えてみれば、
この世の中に0%やらせなど存在しない
という事実に気付かされる。

全ての情報には
その発信者の意図や意思が
意識的に・無意識に組み込まれるからだ。

つまり、媒体はどうであれ
情報を作って発信しようとなると
無意識にそのイメージを元として
事実を作り上げてしまう。

誰か相手に見せる情報なら、
それらの人々の意志や意図も
無意識に組んでしまうから尚更である。

例えば、
人に見せられるものにするための
編集作業なんてのは
よくよく考えれば完全なやらせである。

人が建前を重視する限りは金輪際なくならないだろう。

本質的に見れば、これがやらせだ。

そしてもう一つ。

仮にやらせを全てとっぱらって
100%真実を追求したとしても、
私たちは幸せになれるとは限らない。

言わない方がいい真実も多い。

「その場だから好きって言ったけど、
実はそれほど好きじゃないのよね」って
口に出して一体誰が幸せになるのだろうか。

黙っているのも人情だし、
やらせも人情だと考えればいい。

やらせは基本あるものであり、
あることに驚くよりは
むしろないことに驚くことだ。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
「やらせなし!」というのは
これから「やらせあり!」と翻訳しよう。

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