前者が主に学術論文で使われ、
後者はビジネス文書で使われる…
というのはあくまでも建前・現象だ。
概要をここにまとめてはおくけれど、
「良かったら詳細にも目を通してみてくださいね」と
中身を読ませることを狙っているのがAbstractである。
本のプロローグもこれにあたる。
これに対してExecutive Summaryは、
「このページだけ読んでいただければ結構です」と
結論・理由・具体例を魂を込めて書き抜く。
ラブレターといってよいだろう。
例えるならば、
「厳選した出汁の一滴」がAbstract、
「最初から一滴しか出せない」のがExecutive Summary。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
どちらも「文書作成で最も難しい」という共通点があるが、
全ての読者が間違いなく目を通すのもこれらの項目である。
ライターとしての腕の見せどころだ。
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