平成最後の夏を終えて。再渡米前夜の成田の「日記」。

日常生活

『家に「いれない」からね』。

再渡米の数日前。

筆者が
NHKの巨人戦中継を一人眺めていた
夜8時40分の出来事だった。

ヤツ」が帰ってきた。

菅野君の完封劇を見守っていた筆者に、
開口一番こう言い放ってきた。

「どいて」

「働いてもいないのに、
なにテレビなんか見てんの」

「この家の状況、分かってるの?」

もちろん、
筆者の耳には一切届いていない。

「ヤツ」を3行で表現するとこうなる。

Fラン大学中退の
「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えない
辞書に書いてある通りのさげまん。

尊敬出来ない大人の話は
聞く必要はない…という言葉は
正確には言葉足らずだ。

聞いてはいけないのだ。

菅野君の圧倒的投球を見ながら
返事にならない返事で流していたら、
こんな言葉が聞こえてきた。

「(親族皆に)
バイトをしない理由を
納得できるように説明できなかったら、
もう家にいれないからね

どの口が言っているのだろうか。

30手前にして実家暮らし、
身の回りの掃除洗濯等々を
全て親に丸投げした上で
それが当然とふんぞり返っている
ドンマイさげまんの言えた台詞ではない。

醜いのは見た目だけではないようだ。

どうか、今後の人生において
筆者の半径1キロ以内に近づかないでいただきたい。

もう少しストレートな言葉を使おう。

悪い菌が移る。

あなたが私を理解出来ないように、
私もあなたを理解出来ない。

ぜひ、筆者の関係ない所で
早く良くなってくれることを願うばかりだ。

もう手遅れかもしれないが、
人生において最も早い時間とは
今この瞬間なのだから。

筆者の留学生活において
(筆者自身は頼んでいないが結果的に)
授業料の片割れを負担しているらしいが、
「ヤツ」がこれまで我が家庭に与えた
経済的・精神的損失とは比べようもない。

「金出してやってるんだから
私に頭を下げろ」とでも
今後の人生において言われるのなら、
今筆者が乗っている飛行機には是非とも
太平洋ど真ん中に堕ちていただきたい。

 

「平成最後の夏」は、「4年振りの夏」。

改めてこんにちは、
本ブログ筆者のスミカ(Rick)です。

まさか渡米数日前に
今夏最大の思い出(笑)ができるとは
全く想像だにしていなかったので、
折角なので文章にさせていただきました。

今年の夏、
筆者は実に4年ぶり
日本で夏休みを過ごしました。

5月半ばに一時帰国してからと言うもの、
このまとまった期間にしか不可能な
様々な経験をすることが出来ました。

帰国直後には
静岡まで免許合宿に出向き、
講習初日でウィンカーとバンパーを間違えました。

7月には
かのボスキャリの前哨戦たる
東京サマーフォーラムに参戦し、
0勝3敗という素晴らしい成績を修めました。

更に、6月・7月を通して
学期の全授業をオンラインで受講する
という初の試みをサマーセッションにて行い、
合法化されたカンニングを楽しみました。

7月の終わりごろには、
これまた4年振りのTOEICノー勉で受験し、
最初の写真問題で苦戦しましたが
そこそこのスコアを取ることが出来ました。

この8月には、
とある友人と久しぶりに再会し
もったいないからこのブログ消せ」と言われたので、
その日の夜から「今日の留学情報」を連載、
ブログの更新を再開しました。

 

そして、何よりも。

筆者の人生において
最も多くの本を読んだ期間」になったこと抜きに
この夏休みは語れません。

結果的に自己啓発本を計数十冊購入し、
毎日なにかしらの活字は
絶対に目に入れてから眠るようにしました。

二つ、気付いたことがありました。

一つ目は、
筆者は読書という行為それ自体は
あまり好きではないということ。

分厚いハードカバーの本なんて買ったら
100%積ん読確定です。

そして、二つ目。

それでも筆者が
読書を辞めなかった理由は、単純です。

本に書いてある通りのことが、
実際に世の中で起きていました。

ゲームを進める際に、
手元には便利な攻略本がいつでも
置いてあるようなイメージです。

これが、面白くない訳がありません。

そのオマケとして、
日々文章をインプットし続けていたので
今こうしてブログを書くといった
アウトプットの質量も上がってきました。

大学生とは、
働かずに勉強に集中できる
人生最後の時期である

著作数が1000冊を越える某作家が
言っていたこんなことが、
心から分かった上で体現出来た期間でした。

 

筆者がこれ程までに読書に魅せられる
キッカケを偶然与えてくれた方には、
いくら感謝してもしきれません。

筆者の親だけど。

あれは、昨年末の出来事でした。

累計発行部数250万越えの文筆家の本を、
たまたま売れてない本らしくて貰ってきた」と
あなたは某コンビニから笑顔で帰ってきましたね。

とりあえず、その作家には謝ろうか。

 

「悪夢の秋」を控えて。

さて、これからの話をします。

2015年1月(正式入学は4月)から
海外留学を始め、
筆者はこれから4度目の秋を迎えるのですが。

今までのこの季節と
今年のそれとでは大きく異なります。

少し、ブルーな話をします。

自殺願望のない秋を迎えるのは、
筆者は果たして何年振りでしょうか。

  • ベッドから起き上がれない
    実質鬱状態だった2017年
  • それまで出会ってきた人が全て
    離れていく様子が目の前で分かった2016年
  • 「人生最悪の凶月」だった
    11月を擁する2015年
  • 「あ、心身ともに『壊れてってるわ』」と
    ハッキリ自覚できた2014年
  • 「鏡見ろ人外が」と
    自分自身に言ってやりたかった2013年

これより昔に遡ったとしても、
思えばキリがありません。

原因は、たった一つです。

恋愛沙汰です。

 

この世に色沙汰が無かったら、
筆者は明鏡止水の如く
もう少しマシな学生生活を送れていたかもしれません。

いや、それはそれで嫌だな。

歴史を見てみれば明らかです。

これまでの歴史の半分は
「モテたい」という男のエゴによって作られ、
残りの半分はあげまんに支えられてきたのですから。

まだまだ、
やせ我慢したろうやないの。

今は、好きな人はいません。

多分。

 

懲りねえな、おい。

 

「いかに卒業するか」について。

「これからの話をする」とか言っておきながら、
筆者の過去の笑い話に終始してしまいました。

話を未来に戻しましょう。

筆者の目下の目標は、

  • 無事にUSMを卒業すること(予定:来年5月)
  • ボスキャリで内定をもらうこと(今年11月開催)

この二つです。

 

まず一つ目について、
体調を崩さずに普通のパフォーマンスをすれば
卒業自体はまあ可能なのですが、
一つ悩んでいることがありまして。

マイナー(Minor:副専攻、Sports Management)、
切ってもいいかなと考えています。

以前にもこのブログ内で書きましたが、
筆者がアメリカの大学で1年半
本場のスポーツビジネスを勉強して、
学んだことはたったの一つです。

こんな業界では働きたくない

こんなスタンスの中、
今秋履修予定の授業は
なんとスポーツマネジメントの教育実習です。

まあ、実際には
教育実習と言う名のパシリです。

もう少しだけ
ストレートな表現を使いましょう。

奴隷です。

日本の伝統的封建企業なんかより
よっぽど既得権益がはびこっていますし、
いわゆる「業界人ぶる人」の率が高い。

確かにプロ・アマ含め
アメリカのスポーツビジネスは
その国民性も手伝って
大きく発展してきましたが、
ここ最近はちょっと保守的すぎです。

比較するのは失礼かもしれませんが、
日本のBリーグの方が
格段に頭を使ってビジネスをしています。

この様な文章を書いてしまう筆者が、
これ以上こんな気持ちで
無理やり「副専攻を形だけでも取る」ことは
果たして幸せなのでしょうか。

女子バレーの1カメを担当したり
SNSで試合会場の模様を投稿したり
USM学内だけでも様々なことをやってきましたが、
そろそろ潮時かも…?と
考えてしまう今日この頃。

 

そしてボスキャリに関しては、
何か月も前に航空券・ホテルを確保した上で
現在複数の企業の選考途中です。

以前の記事でも愚痴りましたが、
「本当に」留学生のことを考えている企業が
想像以上に少ない現実を踏まえながらも
現在も新たに応募する企業を探しています。

まあ、先日とある友人と会った際に
「(筆者を)雇ってくれよ~頼むよ~」
頭をペコちゃんしながらお願いしてきたので、
最悪の自体の際は
そちらの方にスライディング土下座をキメます。

 

そして今年の年末、とうとう…?

この記事を書いている日の昼間に、
とうとう親から忠告をいただきました。

働け、このニート野郎が」と。

他でもない親に言われてしまった以上、
これ以上自宅警備員を決め込むと
祖国に帰れなくなる恐れがあるので
年末何をしようかな…と考えています。

もしかしたら、今年の年末には
筆者の親がかつて勤務していた
都内某所のロ○ソンの青シマ制服
真夜中袖を通しているかもしれません。

ただね。

クズい発言をします。

バイトって、
いかにも「働いてる」みたいでイヤなんだよね。

こう見えて筆者は一応
バイト経験があります(短大の英語チューター)が、
それは筆者にとって遊んでいるようなものだったので
「働いている」という感覚は無かったんですね。
仕事のパフォーマンス自体は大丈夫でした

遊んでいたら、小銭が降ってきていました。

その小銭が当時全て
食費とガソリン代に消えていたのは置いといて、
「人生の時間を削ってお金をもらう」という行為が
自然の摂理に反しているようで不快なんです。

 

そこで。

せっかくこうしてブログを書いているので、
留学生ライターのお仕事
探してみることにしました。

つまり、外部メディアへの寄稿ですね。

現在、
筆者の方からいくつか応募をしてみましたが
さてどうなるかは正直分からない状況です。

もし、この記事をご覧の方に
スミカ(Rick)に記事執筆を依頼したい!
という変わり者慧眼をお持ちの方がいらっしゃいましたら
とても幸いです。お声掛けいただければ。

お笑いのセンスは壊滅的ですが、
コンテンツと文章力には自信があります。

 

ようやくまとめ。

さて、この記事がアップされる頃には
筆者の乗る飛行機は太平洋上空です。

ミシシッピに渡った後ももちろん
今日の留学情報」は毎日更新していく予定なので、
定期的に読んでいただければとても嬉しいです。

実は、
28日午前0時にアップされる記事を最後に
一時期は二週間分程たまっていたストックを
一旦全て吐き出しました。

これからは、
ミシシッピに再度渡った上で
現地でまた感じたことを元に
より新しい視点から更新していきます。

それでは、また
アメリカ南部の片田舎で。

 

渡米前夜の成田より

筆者、スミカ(Rick)

 

【追伸1】
普段はこの追伸パートに
一番魂を籠めて書くんだけど、
今回は流石に書ききりました。
久しぶりの長文(4,000文字越え)失礼致しました。

【追伸2】
本来、この記事を書いている時間は
先日告知した新企画「1444」
第0回収録予定でした。
益田氏が喉風邪で逝ったけど。

【追伸3】
USMの秋学期初日は8月29日。
アメリカ国内の大学で一番遅い、
という根拠のない自信(?)がある。

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