どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。
筆者は、アメリカにおいて
ハイウェイでの長距離運転をした経験が豊富です。
一日で1,000マイル運転とかいう奇行もしたし
その経験などを元にして今回は、
このシリーズ「アメリカ○○あるある」第3回として
こちらのネタをまとめてお送りいたします。
日本より安全で、日本よりキケン!?
「アメリカハイウェイあるある」ネタ10選
それでは、どうぞ。
①パンクしたタイヤが路上にごろごろ落ちている。
アメリカのハイウェイの路上には、
パンクしたタイヤがごろごろ落ちています。
一部分などが大半ですが、中には
タイヤほぼ丸々1コがそのまま落ちてたりします。
それもうパンクを超えた何かだろ。
もちろん運転中に
踏まないようにするのはもちろんですが、
もう一つ気を付けなければならないポイントが。
特にトラックに対して言えることなのですが、
「タイヤの寿命ぎりぎりまで使ったろ!」という
ドライバーも一定数存在します。
つまり、最悪の場合は
ハイウェイという高速のもとで
まさにその場でパンクしたタイヤが
後続を走る目の前に飛んできます。
それを轢いて車体を傷めたり吸い込んだり、
最悪フロントガラスにストライクショットしてくるので
ボロそうな車を見かけたら特に注意しましょう。
ちなみにこれは実話ですが、
ハワイ短大時代に
筆者がお世話になった某運転教官は
これでカーエアコンを丸々パーにしました。
何百ドルもぶっ飛んだとさ
②ライン際の段差を踏むと非常に気持ち悪い。びびる。
アメリカのハイウェイにおいて
ラインの外側に刻まれている段差舗装。
ほぼ途切れなく続いているうえに、
5センチから10センチほどと結構深いので
踏むと「ブオンッ」という大きな音と共に
凄まじい振動と衝撃が車を襲います。
元々は居眠り運転の対策として
付けられているこの段差ですが、
たまにライン上(黄線)に刻まれているのがあり
ふつうの運転者でも稀にうっかり踏みます。
初見であの音を聞くと本当にビビります。
というか、
タイヤが心配になるレベルでダメージが怖い。
実際パンクの一因になりかねないと思う
③「トラック先導部隊」のウザさ。
大都市圏内を除いては、
基本的にアメリカのハイウェイは
片側2車線で構成されています。
そうなると一番困るのが、
「超大型&低速」という二重苦の危険を持つトラックが
その2車線を並列で埋めてしまう現象。
筆者は、
これを勝手に「トラック先導部隊」と呼んでいます。
見た目が箱根駅伝とかの先導の白バイみたいだから
アメリカのハイウェイにおいて
これをやられた暁には
ほぼ確実に後続が詰まります。
それにトラックが気付いて
右側に行ってくれる場合もありますが、
実はアメリカのトラックは
真後ろが全く見えていません。
日本とは比べ物にならない程大きいため
その為、いざ
先導部隊の真後ろにつけてしまった日には
もうヒヤヒヤです。
一応、州によっては
- 遅い車は右側に
- トラックは右側に
というルールがあるのですが、
ぶっちゃけちゃんと守られているかはかなりグレー。
ふつうの車がすぐ隣に居ても
何の躊躇もなく車線変更かましてくるような
wtfなかなり危ないトラックや
日本では見ない超大型も存在するので、
ハイウェイではトラックは出来るだけ避けましょう。
④「景色が中々変わらない」のは本当な為、結構眠くなる。
皆さんが「アメリカのハイウェイ」でよく想像する
「景色がまったく変わらない、
見えるのはあの向こうの地平線!」。
これはロマンや都市伝説などではなく、
結構頻繁に遭遇します。
写真のような山々や海際等の
きれいな眺めであればまだいいですが、
本当に代り映えも変哲もない風景が
何時間も、何時間も続くとなると…
単純に眠いです。
そして変な場所や工事中などでなければ、
そこまで強烈なカーブ・分岐・交流などが
あるわけではありません。
その為、非常に眠気を誘いやすいのも
アメリカのハイウェイを運転するにあたっては
避けられない宿命です。
- カフェインを摂る。
- 音楽を流したり、同乗者が居るなら話す。
- こまめに休憩をとる。
- そもそも前日の夜にしっかり寝ておく。
言うまでもなく、
万が一超スピードの中で落ちてしまうと
とんでもない事態になること必須なので、
眠気対策は事前にバッチシとしておきましょう。
⑤たまに「あ、あの車寝てるわ」と気付いてしまう。
これは、
筆者もアリゾナで遭遇した実話です。
上の4番は眠気についてのあるあるでしたが、
アメリカのハイウェイを運転していると
稀に「負けちゃった」車を見かけることがあります。
- 車体が左右ブレブレ。
- 2番の「段差舗装」をしばらく踏み続ける。
- 急な減速。
- 出しているウィンカー等がめちゃくちゃ。
筆者が昨年アリゾナで出くわした際は、
タクシー(Uber)の助手席に座っていて
運転席の奥さんが気付いて対応してくれたのですが。
その後奥さんは、優雅に笑いました。
「何事もなかったかのように、静かに距離をとるのよ。」
近づいても危ないからね。しょうがないね。
⑥レストエリアの看板が出てくるのが遅すぎて、結局入れない。
アメリカのハイウェイは基本無料であるため、
高速道路の内部に無理にサービスエリアを
設置する必要がありません。
(もちろん、定期的に来るExitから出れば
レストランやガソスタ等休める場所にはちゃんと行けます)
そのせいなのか分かりませんが、
ハイウェイの随所に存在する
トイレや自販機・観光案内等が設置してある
レストエリアを示す看板が出てくるのが
極端に遅いんですよね。
「レストエリア あと1/2マイル (800m)!」
遅えよ。
そういう時に限って、
車線変更が出来なくて結局通過するんだよね。
今まで
「あ、ちょっとトイレだけ寄るか」
→「あー間に合わね…(ツウカー」を何度やったことか。
いや普通に一回ハイウェイ降りろよとはいってはいけない
ちなみにレストエリアは24時間開放なので、
「一応」ここに車を停めて
ホテル代を節約して車中泊するツワモノも居ます。
ですが手練れのローカル以外の方々、
ましてはこの記事を読んでいるような日本人は
絶対にやめた方が良いです。
世の中には、お金よりも大切なものがあるんやで(ニッコリ
⑦電話番号が載っている看板が多いが、覚えられないしかけられない。
アメリカのハイウェイを走っていると
ちょくちょく見かける大きな看板。
「〇マイル先に△△がありますよ!」であったり
「Exit□□を出れば××に着きますよ!」といった
ドライバーにとっては便利な情報を持つ
広告看板…というのが普通なのですが。
たまに、
電話番号が書いてあるんですよね。
看板を通過する間の何秒何十秒で
どうやって10ケタの数字を暗記しろと??
仮に暗記出来たとして、
運転中は電話発信が法律で禁止されてるんだが??
※ハンズフリーであれば、登録しておいた番号への発信や着信は可能
ハイウェイの看板に電話番号を載せる意図、
筆者は未だに分かっていません。
多分筆者みたいなぼっちは想定していないんだろう
⑧野生動物がたまに路上でお亡くなりになっている。
まあ、アメリカのハイウェイにおいて
シカやらクマやらイノシシやらの
「動物注意!」の看板が出てくることがあるのは
日本の田舎の方でも普通なのですが。
たま~に、
路上にて通過する車にお触れになった結果
ご臨終を迎われた動物の皆さま方が
美しい緋色の液体を携わられながら
路上に横たわっておらっしゃられる場合があります。
特に電灯などの無い、暗い夜の時間帯に
お出かけになられる動物の皆様が多いようです。
轢いたら、ドンマイです(*^○^*)
夜間運転がタブーとされる理由の一つ
⑨高速最高や!ウィンカーなんて必要なかったんや!
アメリカの高速には、大体こんな感じで
闇に囚われたドライバーも出没します
たまに車線変更や交流にて遭遇するのが、
ウィンカーという文化がないドライバーの皆さん。
あ、隣から早い車が通過してくるな…と思ったら
突然目の前にグイッと車線変更してきたり。
車線変更の終わり際になって申し訳程度に
一瞬だけウィンカーを灯らせたりするのは
アメリカでは日常茶飯事です。気を付けましょう。
ちなみにですがアメリカの車は
後ろから見たウィンカーのランプも赤色
という車がかなり多いので、
ブレーキランプと見間違えないようにしましょう。
➉人のパンクをもう二度と笑えない。
メンテ、事前にしっかりしよう!(戒め)
↓↓筆者におこったパンクの悲劇、くわしくはコチラから↓↓
【悲報】スミカ(Rick)、アメリカ、9時間ドライブ。何も起きないはずがなく・・・
アメリカのハイウェイのど真ん中でパンク。
笑えるのは映画やドラマの中だけです。
一発実際に経験すると、
事前のメンテや保険の大切さを痛いほど実感します。
この記事を読んでいる皆さんは
そんな目に遭わないように事前の対策、しよう!
- 付け方が分からなくても、スペアタイヤは必ず積んでおく。
- AAA(全米自動車保険)に加入しておく。
→日本で言うJAF。ロードサービスとかやってくれる - タイヤの交換やローテ・空気のケアはこまめにする。
- 専門店でしっかりとメンテしてもらう。
この位を守っていれば、いざという時も安心だね(ニッコリ
おわりに
「アメリカ○○あるある」の第3回、
ハイウェイ・長距離移動編はいかがでしたか。
皆さんもアメリカで長距離運転をする際は、
ここに書かせていただいた情報もぜひ参考にして
安全で楽しいアメリカンドライブを満喫しましょう。
では、今回はこんなところで。
今回もお読みいただき、誠にありがとうございました。
ご意見ご質問等ありましたら、
「お問い合わせ」またはコメントまで。
…筆者、スミカ(Rick)
⇒プロフィールはこちら⇐
コメント