「あまり使うべきではない」とされる
英語の受動態(受け身)だが、
その理由は英語圏の文化にある。
一つ目に、
英語圏の人々の好みは「結論ファースト」であり
受け身にすると結論が先送りにされてしまう。
‘This machine was broken by…’とやらかそうものなら、
「何故?」「どうして?」とツッコまれる上に
簡単に文字数が倍に跳ね上がる。
壊された、という事実くらい見れば分かるから
その詳細を結論として早く知りたいのが英語である。
そしてもう一つ。
「誰によって」を’… was broken by ~’と
先送りにして責任逃れを狙うのが日本語で、
最初に主語として言ってしまうことで
主人公を確定させたいのが英語である。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸1】
全く使わないわけではないけどね。
例えばTBA(to be annouced)とか
TBD(to be determined)はよく使う表現。
【追伸2】
英語圏のレストランのネーミングに
やたら「人名’s」が多いのは
これのせいだと勝手に思っている。
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