そういうレベルの会社からしか見向きされない社員がいるから。
ブラックな塾があって、そこに入った新入社員に対してはブラック上司がブラックな扱いをするとしよう。
大半の人はここで「あ、嫌だ」と即辞めるのだが、一部の人は辞める勇気と転職先を見つける能力がなくて残ってしまう。
【追伸】
こうして経営上は人員確保できてしまう。
今からとても厳しい事実を申し上げるけど、
この世にブラック企業がある原因の半分は労働者なんだよね(残り半分は顧客)。
とあるブラック企業があったとして、
そこに勤める社員が「こんなの嫌だ!」と全員一斉に辞表を叩きつけてしまえばその会社は一瞬で潰れる。
働き手がいなければ会社は成り立たないからね。
現実にそうはなっていないということは、
「辞めます!」と言う勇気がないがためにズルズルと働き続けている人間がいるということだ。
「転職します!」と言える能力がないがためにズルズルと働き続けている人間がいるということだ。
ここで一番私が言いたいのは勇気がないのは時として悪であるということである。
勇気がなくても仕方がないのではない。
悪だ。
今日も言い切ったからね。
その程度の勇気も出てこないのなら、
その程度の企業で一生奴隷として働いてください、ということだ。
ちなみに、そんな臆病者がブラック企業で働き続けると
今度は後輩が入ってきた時に
自分が先輩にやられたことをそっくりそのまま後輩にしでかしてしまう。
こうしてブラック企業は今日も元気に生きながらえているのだ。
【追伸の追伸】
自分が生徒ないし保護者として塾選びをする際は、
教室長や塾長と言った偉い立場の人間ではなく
末端の若手社員が現場で見せる表情をよく観察することだ。
そこで少しでも「この人には活力がない」
「この人の近くにいると生命力が吸い取られるような気分になる」
と感じたら即刻中座しよう。
…筆者、透佳(スミカ)
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