留学でミシシッピに渡航される前、
また日本への一時帰国に際して
「必ず日本で買っていく・持っていくモノ」ってありますか?
最近はアメリカ国内にいても
大抵のモノは間に合うようになりましたよね。
スミカさんならではのモノが何かあれば教えてください。(アメリカ在住・学生・Kさん・男性・22歳)
Kさんのおっしゃる通り、
最近はアメリカ国内にいても
大抵のモノは手に入るようになりました。
アジア系マーケットも本当に増えましたし、
奥の手としてAmazonGlobalがあります。
アメリカのAmazon.comではなく、
日本のAmazon.co.jpの商品を
対象のものは限られますが
日本からこちらへ送ってもらうことが出来ます。
私も、日本のお気に入りの著者の本を
AmazonGlobal経由で
これまで何度か購入してきています。
ここミシシッピにまで
ちゃんと届くのには驚かされます笑。
ですがもちろん、書籍も含めて
私も「日本に一時帰国した際は
必ず買って、アメリカに持ち帰るモノ」があります。
少々珍しいかもしれない(普通?)ので、
以下にリストを作っておきます。
- 紙の本(電子書籍はあまり好きではない)
- シャンプー・コンディショナー
- 衣料用洗剤
- 汗拭きシート
- シーブリーズ
紙の本に関して言うと、
私はタブレット端末も持っていますし
ラインナップも充実してきているので、
わざわざ重い紙の本などスーツケースに入れずに
全て電子書籍に切り替えてしまうことも可能です。
もちろん試したこともありますが、
私はどうも電子書籍が苦手です。
酔います。
パソコンの画面より小さい液晶を
長時間見続けていると気持ち悪くなります。
今こうして記事を書いている机上でもそうですし、
電車や飛行機の中なんて最悪です。
スマホですら酔うくらいの
アナログよりの人間ですから、
これはもうどうしようもありません笑。
本の内容に関しては
以前にもどこかで書いたような気がしますが、
いわゆるビジネス書で固められています。
衝撃の告白をここでしておきますが、
私は本を読むという「行為それ自体」は
正直あまり好きでも得意でもありません。
必要だから読んでいるという感覚です。
基本的に、私の集中力は
本一冊を一気に読み切れるほど続きません。
ビジネス書や名言集といった本であれば
文量もそれ程多くはありませんし、
細かく項目やセクションが分かれていて
途中からページをめくることも出来ます。
ところが、
小説や分厚いハードカバーの本となると
こうはいきません。
今、私の住む
南ミシシッピ大学内の学生寮の自室の本棚には、
村上春樹『風の歌を聴け』の文庫版があります。
これですら一気に読めません。
ビジネス書や名言集も含めて、
どんなに面白くても途中でクラクラします。
どうやら、今の私には
読書で一日中楽しめる才能は
用意されていないようです。
留学生として読む
英語の教科書や論文なんてのは相性最悪なので、
全文読むことは一切無く全て流し読みしています。
いつか胸を張って、
「私の趣味は読書です」と言えるようになりたいです。
話題がそれました。
ちなみに前回の渡航時は
スーツケースには10冊弱の本が入っていて、
それを現地でローテーションで読んでいます。
同じ本を複数回読む方が好きです。
さて、次に
シャンプー・コンディショナーですね。
私の場合、これまでのアメリカ生活において
アメリカ製のシャンプー・コンディショナーは
ほぼ一切使用していません。
「ほぼ」、というのは
高校卒業前に研修で来た際には
荷物の関係上どうしても現地で買いましたが、
それ以降は全て持ち込んでいます。
シンプルに、合わないのでしょう。
これはもう個人の体質の問題です。
Kさんのご参考になるかは分かりませんが、
私は花王・エッセンシャルのヘビーユーザーです。
かれこれ丸3年以上は使っているでしょう。
Kさんは男性ということで、
一回あたりに使うシャンプーの量は
何回も何回もプッシュする訳ではないでしょうから、
考えてみる価値はあります。
そして、衣料用洗剤ですね。
正直、これは
どちらでもいいと思っています。
というのも、アメリカ国内では
いわゆるジェルボール型の洗剤が隆盛でして、
これが実に便利で優れモノなのです。
「一個入れればそれでいい」
という手間のかからなさは本当に助かります。
ちなみに日本から持ちこむ場合は
いわゆるコンパクト洗剤か
それこそジェルボール型である必要があります。
洗剤は想像以上に重さを食います。
ですが、せっかく
日本から持ってきた服なのだから
日本の洗剤で洗いたい!という気持ちは大いに分かります。
私もそうしています。
(ちなみにトップ・HYGIA)
最後に、汗拭きシート・シーブリーズ。
これだけは断言しておきますが、
この類の体臭ケア用品は必ず
日本から持ち込んでおかねばなりません。
私がアメリカ住民として一番絶望しているのは、
現地民が想像以上に臭いという事実です。
あくまでそういう人が「多い」、というだけですが
性別も年齢も関係ありません。
先日の質問コーナーでも書きましたが、
どうやら私自身もかつては相当臭かったようです。
Kさんもよくご存じのように、
「臭い」となるともうそれだけで
コミュニケーションなど取る気が失せます。
そして一番厄介なのは、
人に教えてもらわない限り
人は自らの体臭のヤバさには一生気付きません。
腋臭が自らのニオイで死なないのはこれが理由です。
たかが一日一回シャワーを浴びたところで、
臭いものは臭いです。
だからと言って、
留学生の立場なのに香水を使うのも憚られます。
(いましたが。お高いですよね)
そこで、これら
汗拭きシートやシーブリーズの出番です。
私はアメリカ渡航の際、
スーツケース一個の1/4~1/3は
この類のアイテムで埋まります。
好きな香りは
シーブリーズのエメラルドスカイです。
汗拭きシートに関しては
個人の好みでよいでしょう。
私はギャツビー派です。
そして、これらのアイテムを出来れば
出歩く日中にバッグに忍ばせておいて、
適宜ケアを心掛けることです。
まとめとしては、紙の本に加えて
直接肌に触れるものに関しては
やはり日本製品の方がしっくりきます。
回答、スミカ(Rick)
【追伸】
逆に、食べ物は長期留学に際しては
持ち込んではいけないと思っています。
いずれ現地の食に適応しなければなりませんし、
数に限りあるものを持ち込んで食べても虚しいだけです。
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