よく入試や模試の対策として「どの問題にどの程度時間を使うか、ペース配分をしっかり考えろ」というアドバイスがある。
これはダラダラ考えないといけないような問題が多い(=その程度の英語力しかない)テストにおける最後の手段である。
そもそもSPIなどと違って、入試はしっかりとした英語力があれば全問ちゃんと解き終わるような時間設定がされている。
【追伸】
英語のできる人がそれでも時間が足りなくなる場合などない。
なぜならそんな問題量を出してしまうと
全員0点になってしまう手付かずの問題が出てきてそこでは差がつかなくなってしまう。
試験というのは差をつけるために存在するものであり、
正解率0%の問題は全員同じの「死に問」になってしまうのだ。
だが実際にはそんなことはほぼ起こらない。
時間は必要十分に用意されている。
時間が足りないのではなく学力が足りないのだ。
必要なのは時間配分などという小手先のテクニックではなく、
より多くの問題に正確に・迅速に対応できるよう日々地道に勉強することである。
ここだけは履き違えてはいけない。
…筆者、透佳(スミカ)
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