塾講師の中でも、一流どころは中学受験と大学受験のどちらかに集中する(業界外でも知られているような人はほぼ全員大学受験)。
ではその中間の高校受験はというと、率直に申し上げて中学受験・大学受験どちらにおいても箸にも棒にもかからなかった搾りカスの講師が殺到する。
どうせ玉石混交で石の方が多いのだから、ブランドや口コミをもとに大手に行く方が無難。
【追伸】
これは私自身も含めての真実である。
ハッキリ言って
高校受験英語を教えるよりも大学受験英語を教える方が100倍難しい。
(流石に1億倍とは言わないが)
その分求められるレベルも高い。
これは現在進行形で高校受験英語を教える私だから断言できることだが、
高校受験の英語は初歩・基礎のウェイトが極めて大きい。
一からやればどんなバカでも一定以上は理解できるし、指導も容易い。
それに対して、大学受験の指導には指導力はもちろんのこと
講師自身に圧倒的な知識量・問題演習能力がなければお話にならない。
せめて、自分の担当教科の共通テストで
自力で最低8割以上取る力はないと教える資格がない。
これはバカには絶対にできない。
「でも、勉強が得意だから塾講師になったんでしょう?」
そう思う人に向けては以下の真実をお届けしよう。
塾講師の世界には、
どう考えてもはたから見ると
「あなた、学生の頃たいして勉強できなかったよね?」
と思ってしまう講師が一定割合で存在する。
公立の小学校・中学校の先生の中に
決して大きな声では言えないが
「お前、目の前の子供より頭悪いよね?」
と思わされてしまうようなレベルの人間がいるのと同じだ。
とりわけ、高校受験専属で教える講師にはこの傾向が強い。
そんな講師に限ってその塾内で幅を利かせていたりするから手に負えない。
…筆者、透佳(スミカ)
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