教えること「だけ」をやっている学習塾は、生き残れない。

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単に教えるだけに留まらず、「成績が伸びた」「合格した」「学習態度が変わった」など何かしらの成果が必要…というのはもちろんだ。

だがその上で、学習塾だけをやっている学習塾は近い将来キツくなるという時流がある。

子供の人数はどんどん減っていく中で、子供「以外」を取り込めないと売上の最大値は減る一方だからである。

【追伸】
これは学習塾のみならず全ての業種・業界でそうだが、

「特定の年齢層しか相手にできない」というのはビジネス上やはり辛い。

「10代向けの商品です」というのと

「全年齢対象です」というのとではやはり話が違う。

日本の10代を全員取り込めるのなら話は別だが

そこまでシェアを独占するのは現実にはそう甘くない。

そこで「対象年齢を広げよう」という狙いもあって

ここ最近流行しているのが

「大人の教養」

「大人の学び直し」

「社会人にこそ役立つ勉強」

といった類なのだろう。

英会話教室もその一つである。

より学習塾に関する話をすれば、

「あそこなら絶対に合格できます」

という最強のブランド・信頼があればもちろん生き残れる。

だが、結果というものは水物である以上

より広く受け皿を用意しておくのは生き残るためには不可欠になる。

対象の学年を広げたり、社会人・保護者も受講OKにしてみたり。

いわゆるメディアミックスをしてみたり。

SNSや映像・本・講演など、これまで未着手の分野に手を出してみたり。

考え方はいろいろある。

「これでいいや」

「こんなもんかな」

と自分で決めてしまうとそこが最大値になる。

【追伸の追伸】
そのうち、

「大人のための英文法」

「学校では教わらなかった英語の面白さ」

みたいな企画をやったら面白いかもね(笑)。

もうすでにある可能性も高いけど。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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