10校も受ける。

大学受験では流石に見られないであろう現象として、中学・高校受験は生徒一人当たり少なくとも5つ・多ければ10近くの学校をワンシーズンで受験する。

塾側の思惑もあるが、最大の狙いは「あの異様な緊張感に慣れておく・心身を慣らす」ことである。

第一志望の学校がその年初めて受ける試験で、そこで緊張して外したら笑えない。

【追伸】
そう考えると大学の共通テストが一発勝負というのは実はとても怖いことなんだよね。

【追伸の追伸】
公立小中で働く人間の中にはこの発想が理解できない層もいるらしい。

「受験なんて、第一志望からせいぜい第三志望まで受ければそれでいいんじゃないの?」

あまり大きな声では言えないが、

自分自身が受験敗れ組だからこんなことを軽々しく口にできるのだ。

受験の恐ろしさを知っている人であればこんなことは絶対に口にしない。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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