2nd: 動名詞

透佳ノート – 英語嫌いのための中学英文法

ポイント!

  • 動名詞:動詞で作った名詞のこと。名詞です。
  • 動詞の+ingで、「~すること」という意味になります。
  • 進行形と迷ったら:訳せば一発です。

例)
×  I like play tennis.    私はテニスをする好きです。
I like playing tennis.  私はテニスをすることが好きです。

※ 名詞なので、動詞の目的語として扱うことができる。

例)
×  Read books is fun.   本 読む たのしいです
Reading books is fun. 本を読むことは楽しいです。

※ 名詞なので、主語として扱うことができる。
動名詞の主語は三人称単数として扱う。

例)【be動詞+〜ing形】
My hobby is walking.

×  私の趣味は歩いています。(現在進行形)
○ 私の趣味は歩くことです。(動名詞)

→ 実際に訳してみればすぐに分かる。

動名詞を使ったよく出る熟語リスト。
be good at ~ing 〜するのが上手である
be interested in ~ing 〜することに興味がある
How about ~ing? 〜するのがどうですか
look forward to ~ing 〜するのを楽しみにする
thank you for ~ing 〜してくれてありがとう
without ~ing 〜することなしで(に)

※ 「be」:主語や時制に応じて最適なbe動詞を入れる。

 

To playとPlayingの違い

  • ともに「〜すること」という意味があります。
  • 文頭に(つまり主語として)使う場合は、どちらを使っても意味は同じ。
  • (特定の)動詞の直後に使う場合、「後ろに不定詞しかとらない」「動名詞しかとらない」動詞があります。

例)
○ To study English is easy. 英語を勉強することは、簡単です。
Studying English is easy.

主語として使う場合は、どちらでもOK。意味も同じ。

例)
○ I want to go to Tokyo. 私は東京に行くことがしたいです(行きたいです)
×  I want going to Tokyo.

※ 動詞がwantの場合、後ろには不定詞しかとらない。

例)
×  I enjoy to cook. 
I enjoy cooking. 私は料理することを楽しみます。

※ 動詞がenjoyの場合、後ろに動名詞しかとらない。

例)
○ I stopped to smoke. 私は吸うために立ち止まった。
I stopped smoking.  私は吸うことを止めた。

意味が変わる。

パターン 動詞 動詞の意味・ニュアンス
後ろに
to不定詞しかとらない動詞
want, hope, plan, decide 「これから〜する」
後ろに
動名詞しかとらない動詞
enjoy, finish, mind 「これまで〜してきた」
後ろにどちらもとれるが、
意味が変わる動詞
like, love, stop, forget
try, remember
「これから」か
「これまで」で変わる

※ 「これから〜する」という意味のある動詞は、後ろにto不定詞しかとらない。
※ 「これまで〜してきた」という意味のある動詞は、後ろに動名詞しかとらない。

不定詞での意味(これから) 動名詞での意味(これまで)
like to do 〜したい like ~ing 〜するのが好きだ
stop to do 〜するために立ち止まる stop ~ing 〜することを止める
try to do 〜しようとする try ~ing 試しに〜してみる
remember to do 忘れずに〜する remember ~ing 〜したことを思い出す

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