【ポイント:名詞について】
- 日本語:なんでも数えます。
- 英語:数えられるもの(加算名詞)と数えられないもの(不加算名詞)とがあります。
- 「数えるんだけど、sがつかない名詞」がたまにあります。
例)
○ I have many dogs. (「犬」は数える)
× I drink waters.(「水」は数えない)
→ 英語においては、
「一つの形がはっきりイメージできないもの」は数えません(不可算名詞)。
☆ 不加算名詞(一つの形がはっきりイメージできない)の3パターン!
1. 目に見えないもの
例)news(ニュース)、information(情報)、work(仕事)
2. 切ってもOKな(切っても同じである)もの
例)water(水)、bread(パン)、paper(紙)
3. 「ひとまとめ」という意味のある単語
例)baggage(手荷物)、luggage(手荷物)、money(お金)
→ これらの単語にはsをつけない。
→ a cup of coffee(コーヒー1杯)・a sheet of paper(紙1枚)・a slice of bread(パン1切れ)といった言い方をすれば数えることができる。
※ 名詞のsの付け方はこちらの一覧表を参照。
【ポイント:冠詞について】
- a/an: 「とある一つの/一人の」。数えられる名詞には基本これをつける。
- the: 「その」。加算・不加算共につく。共通認識している名詞につける。
- 無冠詞(aもtheもつかない):固有名詞(誰かが名付けた、世界に一つの名前)。
※ 共通認識:お互いに「何を指しているか」が分かっていること。
※ aの次の名詞が母音から始まる場合、anにする。
※ 例えば人の名前や国名・地名(固有名詞)にaやtheはつけない。
例)
○ I have a dog. 「(とある)犬一匹」を飼っています。
○ I have the dog. 「その犬(一匹)」を飼っています。
× I have dog. (複数形にするか、冠詞が必要)
例)
▲ Open a door. 「とあるドア」を開けてください。
○ Open the door. 「そのドア」を開けてください。
× Open door. (冠詞が必要)
※ ドアを開けて、と頼む時は「そのドアを開けて」と頼んでいるので(=どのドアでもいいわけではない)、aではなくthe。
例)
× A sun rises in the east. 「(とある)太陽は」東から昇ります。
○ The sun rises in the east. 「(その)太陽は」東から昇ります。
▲ Sun rises in the east. (全くないわけではないが、基本天体はthe)
※ 「星にはtheをつける」など、そのまま覚えてしまった方が良い場合もある。
例)
× I like a baseball. 私は(とある)野球が好きです。
▲ I like the baseball. 私は(その)野球が好きです。
○ I like baseball. 私は野球が好きです。
※ スポーツにはaやtheはつけない。
※ 「play the 楽器」:〜を演奏する。楽器にはtheがつく。
コメント