ポイント!
- 比較:2つ以上のものを、形容詞・副詞で比べること。「私は彼より大きい」など。
- 2つを比べる場合には比較級、3つ以上を比べる場合には最上級を使う。
【比較級】
- 比較級:2つの人やものを比べるときに使う。
- 日本語では、「~より背が高い」「~より速く」と「~より」をつける。
- 英語では、「①形容詞・副詞の語尾にer(またはmore+原形)+②than+③比較対象」で表す。
例)【〜erの文】
He is tall. 彼は背が高い。
He is taller than I. 彼は私より背が高い。
※ than〜:「〜より」。
※ er(またはmore)のついた形を、その形容詞/副詞の比較級という。
※ 「③比較対象」は、通常主格にする(目的格も可能)。
☆ 形容詞・副詞が6文字以上の場合は、erをつける「代わりに」moreを「前に」つける。
例)【moreの文】
Math is difficult. 数学は難しい。
Math is more difficult than English. 数学は英語より難しい。
※ moreをつける場合、形容詞/副詞にerはつけない。
【最上級】
- 最上級:3つ以上の人やものを比べて、その中で「一番」を決めるときに使う。
- 英語では、「①the+②形容詞・副詞の語尾にest(またはmost+原形)+③ofまたはin+④比較対象」で表す。
例)【〜estの文】
He is tall. 彼が背が高い。
He is the tallest in my family. 彼は私の家族の中で一番(最も)背が高い。
※ est(またはmost)のついた形を、その形容詞/副詞の最上級という。
※ ofとinの使い分け:後ろの名詞(比較対象)が数字・all・usのどれかだったらof。それ以外ならin。
※ 最上級は最初のtheをつけ忘れることが多いので注意。
☆ 形容詞・副詞が6文字以上の場合は、estをつける「代わりに」mostを「前に」つける。
例)【mostの文】
Math is difficult. 数学は難しい。
Math is the most difficult of all the subjects. 数学は全科目の中で一番(最も)難しい。
※ mostをつける場合、形容詞/副詞にestはつけない。
er/estの付け方 | 付け方 | 例)比較級 | 例)最上級 |
① 基本ルール | er/estをつける | long → longer | long → longest |
② 語尾がe | r/stをつける | large → larger | large → largest |
③ 語尾が子音+y | yをとってier/iest | happy → happier | happy → happiest |
④ bigとhot | 語尾の文字を増やす | big → bigger | big → biggest |
⑤ 6文字以上の形容詞 語尾がlyの副詞※ |
er/estの代わりに more/mostを前に |
famous → more famous |
famous → most famous |
※ 6文字以上の形容詞・および6文字以上の語尾がlyの副詞。ただし、strongとprettyは含まない。
【as 〜 as(原級比較)】
- asで、形容詞(副詞)をそのままサンドイッチする。
- 形容詞/副詞には何もつけないため、原級比較と呼ばれる。
- as 形/副 as 〜: 「~と同じくらい…である」
- not as 形/副 as 〜: 「~ほど…ではない」
例)【as 〜 as】
She swims fast. 彼女は速く泳ぐ。
She swims as fast as Mary. 彼女はメアリーと同じくらい速く泳ぐ。
例)【not as 〜 as】
She swims fast. 彼女は速く泳ぐ。
She swims not as fast as Mary. 彼女はメアリーほど速く泳がない。
※ つまり、「Mary swims faster than she.(メアリーは彼女より泳ぐのが速い)」と言い換えることができる。
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