2nd: 比較①

透佳ノート – 英語嫌いのための中学英文法

ポイント!

  • 比較:2つ以上のものを、形容詞・副詞で比べること。「私は彼より大きい」など。
  • 2つを比べる場合には比較級、3つ以上を比べる場合には最上級を使う。

【比較級】

  • 比較級:2つの人やものを比べるときに使う。
  • 日本語では、「~より背が高い」「~より速く」と「~より」をつける。
  • 英語では、「①形容詞・副詞の語尾にer(またはmore+原形)than+③比較対象」で表す。

例)【〜erの文】
He is tall.       彼は背が高い。
He is taller than I.  彼は私より背が高い

※ than〜:「〜より」。
※ er(またはmore)のついた形を、その形容詞/副詞の比較級という。
「③比較対象」は、通常主格にする(目的格も可能)

形容詞・副詞が6文字以上の場合は、erをつける「代わりに」moreを「前に」つける

例)【moreの文】
Math is difficult.            数学は難しい。
Math is more difficult than English.  数学は英語よ難しい

※ moreをつける場合、形容詞/副詞にerはつけない。

 

【最上級】

  • 最上級:3つ以上の人やものを比べて、その中で「一番」を決めるときに使う。
  • 英語では、「the+②形容詞・副詞の語尾にest(またはmost+原形)+ofまたはin+④比較対象」で表す。

例)【〜estの文】
He is tall.            彼が背が高い。
He is the tallest in my family. 彼は私の家族の中で一番(最も)背が高い

※ est(またはmost)のついた形を、その形容詞/副詞の最上級という。
※ ofとinの使い分け:後ろの名詞(比較対象)が数字・all・usのどれかだったらof。それ以外ならin
※ 最上級は最初のtheをつけ忘れることが多いので注意。

形容詞・副詞が6文字以上の場合は、estをつける「代わりに」mostを「前に」つける

例)【mostの文】
Math is difficult.                数学は難しい。
Math is the most difficult of all the subjects.  数学は全科目の中で一番(最も)難しい

※ mostをつける場合、形容詞/副詞にestはつけない。

er/estの付け方 付け方 例)比較級 例)最上級
① 基本ルール er/estをつける long → longer long → longest
語尾がe r/stをつける large → larger large → largest
語尾が子音+y yをとってier/iest happy → happier happy → happiest
bigとhot 語尾の文字を増やす big → bigger big → biggest
6文字以上の形容詞
  語尾がlyの副詞
er/estの代わりに
more/mostを前に
famous →
more famous
famous →
most famous

6文字以上の形容詞・および6文字以上の語尾がlyの副詞。ただし、strongとprettyは含まない

 

【as 〜 as(原級比較)】

  • asで、形容詞(副詞)をそのままサンドイッチする
  • 形容詞/副詞には何もつけないため、原級比較と呼ばれる。
  • as 形/副 as 〜: 「~と同じくらいである」
  • not as 形/副 as 〜 「~ほどではない」

例)【as 〜 as】
She swims fast.        彼女は速く泳ぐ。
She swims as fast as Mary. 彼女はメアリーと同じくらい速く泳ぐ。

例)【not as 〜 as】
She swims fast.          彼女は速く泳ぐ。
She swims not as fast as Mary.   彼女はメアリーほど速く泳がない

※ つまり、「Mary swims faster than she.(メアリーは彼女より泳ぐのが速い)」と言い換えることができる。

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