今日は少し長くなる。
人生2個目のバイトとやらをしてきた。
1個目は、先日の日記記事でも
「(筆者にとっては)遊び同然」といった
短大時代の英語チューターである。
今回は遊びとはまた違う。
USMフットボールスタジアムの
チケットもぎり&案内役をやってきた。
一言で表せば「入場ゲートにいる人」。
先日のアルバイトに関する記事であれだけ
「大学生がアルバイトとか論外」とか言ってたのに
突然筆者自身がやるハメになった。
その理由が教育実習だ。
スポビズの実際の現場で働くことが
単位取得に繋がるというではないか。
単位を人質に取られたら
流石に筆者も働かざるを得ない。
という訳で、
USMで培ってきた(と思われる)
これまでの全コネを駆使した結果、
コネとは全く関係ない本職が見つかった。
1試合あたり$50~$150って
いやそれ大分ふり幅デカイよね…って
問題はそこではない。
仕事の内容自体も
バーコードリーダー片手にチケットを読み取るか
マップ片手に道案内するくらいのものだから
筆者の英会話レベルでもどうにでもなる。
一部の黒人の発音を聴ききるのはもう諦めた。
立っている時間が長すぎる。
今日は夕方4時~夜10時だから、
実に6時間立ちっぱなしということになる。
中高6年間のテニス部で
長時間直立不動を散々やってきた筆者だが、
これだけは言える。
「ずっと立っている」のは
むちゃくちゃ健康に悪いということだ。
その上、あいにく筆者は
かつて椎間板ヘルニア寸前までいったのと
シンスプリントをやったことがあるから
重度の肉体労働があまりよろしくない。
気付いただろうか。
「スポビズの教育実習」なんてのは、
筆者が最も関わってはいけない分野になる。
だが卒業に不可欠な以上、
心を無にしてやるしかないと肩を落としている。
しかも、この教育実習クラスを取るには
実に計120時間必要だというではないか。
6で割ると20だ。
つまり、この肉体的苦行を
今ターム3カ月の中で
あと19回分もこなさなければならない。
無給でいいから
さっさと単位くれとか言ってはダメだろうか。
好きな人はとことんやればいい。
だがこれに関しては、
筆者は完全に人生負け組だ。
人生において
「早く終わらないかな」
「まだこれだけしか経ってないの」が
口癖の人に幸せな人はいない。
逆に、
「早く始まらないかな」
「もうこんなに経ってしまったの」で
人生を埋め尽くしている人は幸せだ。
この2つの差はまさにビックバンである。
もう少しシンプルに言おう。
「早く終わらないかな」は奴隷の思考だ。
「早く始まらないかな」は王様の思考だ。
今回も言い切ったからね。
以上、スポビズに関しては
完全奴隷コースまっしぐらの人の愚痴でした。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸1】
エッセイのページ数・文字数もそうだけど、
「ただ量をこなすこと」を第一目的にすると
人生は急に暗いものになる。
【追伸2】
アメリカの高校・大学でありがちなんだけど、
「卒業のためには一定時間以上のボランティアが必要」
というルールは一刻も早く撤廃すべきだと考えている。
USMはないけど、ハワイの短大にはあった。
率直に申し上げて、筆者にとっては罰ゲームだった。
【追伸3】
言うまでもなく、ボランティアは
「やりたい人がやる」のが前提。
某五輪は知りません。
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